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「未来に語りつぐ戦争」東京新聞社会部 岩波ブックレット№826 2012年 ③ [読書記録 一般]

「テレビの討論番組で9条を守ろうと言っても、北朝鮮が責めてきたらどうするんだバカ
 ヤローと反対されて、結局声の大きい者が勝ってしまう。99%が一つの方向に流れて
 も、ちょっと待ってと言うのがメディアの役目だと思います。99%と1%なら1%は
 非国民ですよ。非国民・半日でいいじゃないですか、新聞は。」

鈴木さんの気持ちの強さを感じました。




今回は、8月18日に続いて東京新聞社会部による
「未来に語り継ぐ戦争」の紹介 3回目です。



出版社の案内には、


「あの戦争の過ちを繰り返さぬためには、どうしたらよいのか。戦争体験者と戦争を知ら
 ない世代、年歳差最大64が語り合う、7本の対談集。東京新聞が2006年から毎年8月15
 日に掲載したこれらの対談は、過去を直視し、未来に引き継ぐ教訓を得ようとする人び
 とに、大きな勇気と励ましを与えてくれるに違いない。 」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「…国家という抽象的なものに責任を負わせるべきではない。そして、戦争を止めるこ
   とができるのも人間の努力でしかない…」


・「今はもっと謙虚な日本であるべきだと思います。」 
「その謙虚さこそ本来の日本主義だという気がします。」


・「1970年三島由紀夫 『このままでは自衛隊は米国の傭兵になるぞ』」


・「ワイマール憲法下のドイツの国民に対する態度は、『おれは無党派だ』というもので
  した。それがヒトラーを生んでしまった。」





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2.jpeg


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☆「未来に語りつぐ戦争」東京新聞社会部 岩波ブックレット№826 2012年 ③

1.JPG

3 9条の旗はボロボロだけれど手放さないでほしい
 

◇鈴木邦男 

 1943福島県生 早大 新右翼「一水会」顧問


◇品川正次 

 1924兵庫県生 国際開発センター会長

 




◇軽んじられる証言伝承
  
 品川 
 
 - 兵隊として中国内戦に巻き込まれる   



 捕虜収容所で議論
① 敗戦が本当 終戦は潔くない

② 終戦    二度と戦争をしない意味で結構






◇戦争を見るのは兵隊の立場から

<品川> 

「戦争を見るときは、兵隊の立場で見てほしい。将校の立場からでは、国民の大多数の立
 場には立てません。財界ではね、経団連会長だった平岩外四さんが陸軍の兵隊でした。
 ダイエー創業者の中内功さんも兵隊です。あの二人は、戦争に関して、一般の財界人と
 は距離を置いた格好をとっていました。」



<品川>

「それまでの日本の政治を預かってきた人たち、戦後も同じように政治を続けようとした
 人たちにとっては、日本国憲法は確かに押しつけだったでしょう。でも、国民にとって
 は決して押しつけではなかったと私は確信しているんです。」



<品川> 

「戦争を起こしたのはやはり人間だったのではないか。国家という抽象的なものに責任を
 負わせるべきではない。そして、戦争を止めることができるのも人間の努力でしかない
 んじゃないかと。」


 


◇日中戦争を支えた一種の侮蔑感
   
<鈴木> 

「今はもっと謙虚な日本であるべきだと思います。」 

「その謙虚さこそ本来の日本主義だという気がします。」



<品川> 

「世界中の人の命の重みが一緒だと考えたら武力で紛争を解決するなんてできないですよ。
 とすれば、紛争は絶えなくても決して戦争にはしないという憲法9条の考え方は、これ
 からこそ善正性をもつのではないでしょうか。日本は今、それを米国にはっきりと言わ
 なければいけない時期なのではないでしょうか。」

   

<品川> 

「戦争になれば国家は愛国心という形で国民を動員します。それは精神の総動員というべ
 きものです。そして、軍や戦争を指導する者が政権の中枢にはいる。そうなれば必ず、
 自由や人権のことは勝ってからだということになります。戦争を煽るほどそうなること
 に戦前のメディアは自覚がなかった。」


「価値観の違いを前提に付き合い方を考えることが日本には必要。」






◇自民が目指す改憲は米国の傭兵化
   
 1970年 

 三島由紀夫「このままでは自衛隊は米国の傭兵になるぞ」    






◇「愛国心」という言葉はなくせばよい

<品川> 

「私の考えは日の丸・君が代をもつ日本を戦争のない国にしたいということなのです。か
 つて日の丸・君が代が犯した罪を私は60年掛けて罪滅ぼしをしている気持ちなんです
 よ。でも、強制にははっきりNOです。君が代を歌ったら愛国心があるとかそんな馬鹿
 な議論はない。」


 → 心の問題を言葉や総合にして言葉や態度にして示せ!というのが寂しい



<鈴木> 

「愛国心があったかどうかはその人が死んだ後に判断すればよい。」

            ↓↑
       
「自分こそが愛国者だと言い合えば競争になってしまう。」     




<鈴木> 

「国旗、国家も変えてしまったら逆に危ない。新しい国旗・国家を作ったのだから過去は
 関係ないって言ってしまう。歴史上の誇りもやましさも反省もすべて引きずった上で歩
 むべき。そのためにも日の丸・君が代は必要です。」



<品川> 

「ワイマール憲法下のドイツの国民に対する態度は、『おれは無党派だ』というものでし
 た。それがヒトラーを生んでしまった。戦後レジュームからの脱却という安倍首相の思
 想もベルサイユ体制打破と叫んだヒトラーと似ている。」



<鈴木> 

「テレビの討論番組で9条を守ろうと言っても、北朝鮮が責めてきたらどうするんだバカ
 ヤローと反対されて、結局声の大きい者が勝ってしまう。99%が一つの方向に流れて
 も、ちょっと待ってと言うのがメディアの役目だと思います。99%と1%なら1%は
 非国民ですよ。非国民・半日でいいじゃないですか、新聞は。」

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「あの人に会いたい」「NHKあの人に会いたい」刊行委員会  新潮文庫 2008年 ① [読書記録 一般]

「自分のためだけに生きるのは卑しい。」

「自分だけが幸福と言うことではダメ。」

同じ言葉が語られていました。




今回は NHKテレビで放送されているものが文庫化された
「あの人に会いたい」1回目の紹介です




出版社の案内には


「昭和を支えた偉人たちの肉声が聞けると大人気のNHK番組が、文庫で登場。「自分の
 ためだけに生きるのは卑しい(三島由紀夫)」「贅沢のなかから本当の文化は築かれない
 (土光敏夫)」「時代を思い出す最初の扉が、歌であればいいな(阿久悠)」。どの言葉も
 知性と感性に溢れ、時を越えて万人の胸に響く。私たちに明日を生きるための力を与え
 てくれる。他に湯川秀樹、植村直己、宇野千代、武満徹、白洲正子など。」


とあります





今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「下手はどうなるか分からない。スケールが大きいですねえ」


・「無駄が人生の豊かさ。」


・「老醜の醜を恐れちゃダメ。」


・「欲のあるまま救われる。」





子どもたちに読ませたいなあと思うことがしばしばあります。




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。


 8月25日(金)~27日(日)の3日間 第6回浜松ジオラマグランプリが開催されます。
 浜松駅近くのザザシティ浜松西館2Fの特設会場にて観覧無料です。
 素晴らしい作品をぜひお楽しみください。
2.jpeg


浜松ジオラマファクトリー








☆「あの人に会いたい」「NHKあの人に会いたい」刊行委員会  新潮文庫 2008年 ①

1.JPG

◇三島由紀夫 1925-1970
 

「自分のためだけに生きるのは卑しい。」





◇熊谷守一 1880-1977
 
「絵なんていうのはねえ、そりゃ何も描かない白ほどきれいなものはないですからねえ。
 上手なんてものは先が見えちまいますわ。下手はどうなるか分からない。スケールが大
 きいですねえ」

 豊島区立熊谷守一美術館





◇湯川秀樹 1907-1981
 
「多数というのはもはや独創でも何でもない。」


「無駄が人生の豊かさ。」
 

「皆同じではつまらない。」

 
「はじめはいつも少数派。」

 
「自分で自分の人生を決める。」





◇里見弴 1888-1983
 
「文章の極意は『過不足なし』」
 

「『小説家の小さん』」


「個性と個性がぶつかれば言い争いにもなる。」
 

「口で言うとおりに書けばいい。」

 
「老醜の醜を恐れちゃダメ。」





◇中西梧堂 1895-1984
 
「野鳥の鳥は野に置けという思想、それが野鳥。」
 

「放し飼いのカラスがマリ投げを誘ってくる。」 
 

「自分だけが幸福と言うことではダメ。」
 

「鳥の解放は人間の解放。」
 

「ただ右へならへの自然保護ではいけない。」





◇植村直己 1941-1984
 
「極限の中でこそ人間本来のものに戻れる。」
 

「われわれ生きるというのは大変なことだと思います。」

  
 植村直己冒険館(板橋区) 

 植村直己冒険館(豊岡市)





◇加藤唐九郎 1898-1985
 
「自分が救われるまで焼き物を作る。」
 

「まだ未成熟。蓋を開けると悲しいかな夢が壊れてしまう。」
 

「自分の作品がものを言う。」 
   

 1960 永仁の壺事件 → 肩書きを捨てる
 

「欲のあるまま救われる。」


 唐九郎記念館(名古屋市守山区)

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