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(1)「人間形成の論理」上田薫 黎明書房 1985年 ④ (2)「齋藤孝の朝読おすすめガイド 10+100」岩崎書店 2005年 ①【再掲載】 [読書記録 教育]

「学力向上をうたい文句にするにしても、学力間の是非はしばらくおき、要するにそれは
 血迷った受験準備に拍車を掛けるのを実質的な役割をするのに過ぎないのではないか。
 日本の教師たちが、一方で受験に備えて狂奔し、他方で能力と施設と環境に恵まれない
 多くの子どもを抱えて、基準性を強化したという学習指導要領の高級な目標に四苦八苦
 するとすれば、果たして救いはどこに期待することができるのだろうか」






今回は 2月22日に続いて上田薫さんの
「人間形成の論理」4回目の紹介です


出版が随分以前(初版は1964年?)の本です
しかし現在でも通じることが多く…



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「教師の指導は見切りの連続  割り切り」
- すぐに見切るのではなく とことんまで考えて割り切るから時間が掛かる…


・「空白をどう読むか」


・「最大の欠点『子どもの自由な思考運動を阻止する』」


・「徳目主義の弊害」
- それが分かっているのに教科化へ





「学習指導要領の高級な目標に四苦八苦」
近々改訂される新学習要領下でも?…




もう一つ 再掲載となりますが 
「齋藤孝の朝読おすすめガイド 10+100」岩崎書店 2005年 ① を紹介します
齋藤さんがわたしと同世代のためか わたしのの好きな本と重なります
「ちょっと古い本」ですが
このごろの子どもたちにも楽しめる本ではないかと思います






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(1)「人間形成の論理」上田薫 黎明書房 1985年 ④

1.JPG

◇教材研究における事実と価値の問題

 どれだけの教材研究が必要か
教科研究-<事実と価値の関係>


 立場の存在  
   専門の立場


 子どもと教材






◇教材研究と目標の重層性

 教材の動的性格


 教材とその予備


 目標の重層的構成


 目標連関






◇教材研究の徹底

 不完全なものが不完全なものを


 教材のもつ矛盾


 カッコづけの問題 
  マルキシズムの問題






◇「見切る」ということ

 「いかに見切るか」=美成立の条件
 
  → 教師の指導は見切りの連続  割り切り





◇詩と空白と評価と
   
 空白をどう読むか 






◇集団主義教育論

 教育手段としての集団
  「一つの生きた社会」としての集団


 集団のもつ自己保存性 
   集団における規律の尊重


 何でも言える集団






◇プログラム学習論

 その意義について


 その非実用性  
   個別学習の強制


 複数の正解 
   最大の欠点「子どもの自由な思考運動を阻止する」






◇徳目主義の弊害

 内面化とは何か 


 信頼なき教育
学力向上をうたい文句にするにしても、学力間の是非はしばらくおき、要するにそれ
 は血迷った受験準備に拍車を掛けるのを実質的な役割をするのに過ぎないのではない
 か。日本の教師たちが、一方で受験に備えて狂奔し、他方で能力と施設と環境に恵まれ
 ない多くの子どもを抱えて、基準性を強化したという学習指導要領の高級な目標に四苦
 八苦するとすれば、果たして救いはどこに期待することができるのだろうか


 対策
  1 36項目にこだわらない

2 「道徳」の時間を自由にする 
      教師を信頼しないからか?









(2)「齋藤孝の朝読おすすめガイド 10+100」岩崎書店 2005年 ①【再掲載】

①「きまぐれロボット」 星新一 理論社

 オチの面白さとすごいアイデアが感動的


◎あり得ない世界の絶妙なオチにはまる

 「スポンサーから一言」Fブラウン 創元推理文庫


 「はれときどきぶた」矢玉四郎 岩崎書店 


「三丁目が戦争です」筒井康隆 青い鳥文庫 


 「ぬすまれた町」古田足日 童心社 


「トンカチと花将軍」舟崎克彦 福音館文庫 


 「目をさませトラゴロウ」小沢正 フォア文庫 


「ことばあそび歌」谷川俊太郎 福音館書店 


 「アラビアンナイト上・下」ディクソン 岩波少年文庫


「星新一ショートショートセレクション」理論社  


 「ねらわれた学園」眉村卓 青い鳥文庫





②「おれがあいつであいつがおれで」山中恒 理論社

 次々に起こる問題を解いていく楽しみ  問題と答えの連続,会話文の魅力

 ◎あるある,いろいろな変身物語

 「とりかえばや物語」田辺聖子 講談社 


 「ざ・ちぇんじ新釈とりかえばや物語」


「スキップ」北村薫 新潮文庫   


 「変身」カフカ 新潮文庫


「二つの手紙」芥川龍之介 ちくま文庫 


 「わたしがふたり」齋藤栄美 教育画劇


「影をなくした男」シャミッソー 岩波文庫  


 「先生のつうしんぼ」宮川ひろ 偕成社文庫


「クローディアの秘密」カニグズバーグ 岩波少年文庫


 「おかしな金曜日」国松俊英 偕成社文庫






③「大どろぼうホッツエンプロッツ」 プロイスラー 偕成社

 魔法使いを相手に少年達が大活躍

◎昔話にどろぼう話。面白さに病みつき

「子どもに語るグリムの昔話」こぐま社 


 「ペロー童話集」天沢退二郎 岩波少年文庫


「プロイスラーの昔話」小峰書店   


 「クラバート」プロイスラー 偕成社


「神さまがくれた指」佐藤多佳子 新潮文庫 


 「さぎ師たちの空」奈須正幹 ポプラ社


 「宝島」スティーブンソン 岩波少年文庫   


 「海賊の大パーティ」マーヒー 大日本図書 


「モモ」ミヒャエル・エンデ 岩波書店     


 「注文の多い料理店」岩波書店






④「盲導犬クィールの一生」秋元良平 文藝春秋

 出会いあり,別れありのストーリーにぐっとくる

◎障害とは何か,考えてみよう

「雨のにおい星の声」赤座憲久 小峰書店 


 「だれもしらない」灰谷健次郎 あかね書房


 「ぼくのお姉さん」丘修三 偕成社  


 「ぼくは盲導犬チャンピイ」河相冽 偕成社文庫


「ドッグ・シェルター」今西房子 金の星社 


 「マヤの一生」椋鳩十 大日本図書


「ルドルフとイッパイアッテナ」齋藤洋 講談社 


 「りっぱな犬になる方法」きたやまようこ


 「さくらんぼクラブにクロが来た」 古田足日 岩崎書店


「夜中に犬に起こった奇妙な事件」早川書房



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みかん

娘は読書は好きでほぼ毎日読んでるんですけど、私が読んで欲しいと思うような本は読んでくれません。大どろぼうホッツエンプロッツとかクイールの一生とか、読んで欲しいんですけどね・・・。
どんな本でもいいのかしら。できれば名作を読んで欲しいんですが。
by みかん (2017-02-25 07:09) 

ハマコウ

みかんさん ありがとうございます
読書好きな娘さん うれしいですね

わたしも大どろぼうホッツエンプロッツが大好きです

わたしの子どもたちも わたしが読んでもらいたいと思うような本を読みませんでしたが 本が好きで よく本を読んでいましたので それでよいと思っていました
しかし 読む本がとぎれたとき 本棚から薦めたいような本を自然に読むこともありました

本にふれられる環境も大切だと感じています
by ハマコウ (2017-02-25 08:25) 

ねじまき鳥

今日は少し春らしかったです。
by ねじまき鳥 (2017-02-25 21:36) 

ハマコウ

ねじまき鳥さん ありがとうございます
こちらも暖かい日でした
これから草とのたたかいが始まります
by ハマコウ (2017-02-26 00:09) 

einstein

大泥棒 ホッツェンプロッツは小学校の時に体育館で劇団が演じてくれた劇を観たのですが、内容は忘れてしまいましたが楽しい劇だったことが思い出されます。「ひょっこりひょうたん島」も小学校にやって来てテレビで見たままが目の前で演じられておりましたので今考えてみるととても贅沢な演劇鑑賞会だったのだと顧みます。
by einstein (2017-02-26 08:06) 

ハマコウ

einsteinさん ありがとうございます
「ひょっこりひょうたん島」をぜひ観たかったと思います
学校を巡回講演する劇団の演劇を生で観る機会は価値あるものだと思います
浜松には「劇団たんぽぽ」があります
隔年で来てもらうことが多いのですが 子どもたちは大変楽しみにしています
学校用に演じる演目は 斎藤さんによって紹介されているものが多く子どもたちにも受け容れやすいと感じます

by ハマコウ (2017-02-26 16:00) 

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