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「日本人の死はどこへ行ったのか」山折哲雄・島田裕巳 朝日新書 2008年 ①(前半) [読書記録 一般]

「(葬儀の際)昔は静かで穏やかな写真 → (このごろは)明るい,最近の写真
= 本来なら送るべき死者を引き留めようとする生者のエゴイズム 往生際の悪さ」






今回は 山折哲雄さん、島田裕巳さんによる、
「日本人の死はどこへ行ったのか」1回目(前半)の紹介です。



身近な方の「死」と接することが増えてきています。
年齢的なこともあるのですが、ときどき「自分の死」を思う時もできてきました。





出版社の案内には、

「死後の世界、あの世への関心の高まるいま、話題の宗教学者同士が『死』について語り
 あう。山にかかわる『送り火』、海にまつわる西方浄土などを題材に、自然とともにあ
 る日本人の死生観を解きほぐし、死との向き合い方を考える。 」

とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「半眼 ~ あの世とこの世,過去と現在」


・「伊勢神宮遷都 ~ 20年で神の死と再生
 20年間で組織は変わらなければならない」


・「日本最古の企業 = 金剛組(寺社建築) 創業578年」


・「和して同せず」




ひとりぼっちになりたがる自分。
それは否定されがちなのですが、
「群れない」良さもあると感じることができました。





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☆「日本人の死はどこへ行ったのか」山折哲雄・島田裕巳 朝日新書 2008年 ①(前半)

1.JPG

◇人はなぜ死ななければならないのか

○五山の送り火で心して御霊をお送りしたい



○時代を超えて働きかける共鳴装置としての自然



○あの世とこの世の対話という問題

  宗教は哲学の中心だった
  


○宗教学と宗教の間をどうつなぐか




◇魂が行くところ 

○落日の彼方に浄土あり 

  日本人の浄土信仰・落日信仰



○親鸞の浄土観は海上浄土観



○この世とあの世を半々に見る

  半眼 ~ あの世とこの世,過去と現在
  


○海岸ではブッダ一本槍 

  日系人の為に開教師(戦前は浄土真宗一色) 



○夕陽と天国という思想 

  日本人の夕陽信仰



○この世にとどめようとするエゴイズム → 位牌より写真が中心に

 昔は静かで穏やかな写真

 → 明るい,最近の写真

= 本来なら送るべき死者を引き留めようとする生者のエゴイズム 
   往生際の悪さ



○不分明な人生の区切り  

 伊勢神宮遷都 ~ 20年で神の死と再生

 20年間で組織は変わらなければならない



○死がタブー視されている 公務員の新陳代謝

 ① 文科省は「生きる力」一本槍

   一方で死を受け入れる心の教育の必要性


 ②「共生」メッセージ 

   本当は共生共死

日本の社会は「生きる力」と「共生」

創価学会 2代目会長戸田城聖『生命論』=現世中心主義

↓ (他の日蓮系 霊友会,立正佼成会は先祖供養が核)

友人葬



○死ぬ神 死なぬ神 

 大無量寿教 法華経

 創価学会 - 先祖供養を大事にしない~近代主義?



○死を内面化してきた民族 

「死ぬ覚悟で」



○土地と神との関係 

 日本人の信仰は本質的には人信仰







◇日本人の死(1)

○殺すなというメッセージ 

 神殺し,仏殺しの時代

本題に触れることをいやがる時代~覚悟がない



○個と組織のどちらを選ぶか

 日本最古の企業 = 金剛組(寺社建築) 創業578年 
   千数百万年かの歴史


 日本の会社
   個人が会社という組織を守りつづれた ←→ 企業は属した人の生活保障

   西欧 ①一神教 ②契約



○組織を裏切るなというモラル

 日本は契約社会でなく信頼社会


 日本 

 → 個人主義を良質の集団主義の中に抱え込んだ = 比較的良識のある管理社会



○組織が存在しないイスラム社会

コーラン(神のメッセージ集)


バディース(ムハマントの言行録)

イスラム法-シャリーアが重要



○カメラマンの死



○「ひとり」という言葉 

 大和言葉「ひとり」



○ワーキングプアの中から一人の一遍,一人の空也が…

 和して同せず


 最近の若者 
  - はっきりした集団は嫌だけど群れてはいたい

群れ ひとりになりたがらない = 自立できない世代


 殺意の蓄積
   平等社会 (他人と比較)

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