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「宮本常一さん 教育について」 ① [読書記録 教育]

「村の中で健全に生きるためには不義理をしないことであり,村人として一応完成すると
言うことは恥をかかない人になることだった。」




今回は 宮本常一さんの数々の著書から
「宮本常一さん 教育について」1回目(全33回)の紹介です。


「忘れられた日本人」で知られる民俗学者、宮本常一さんは、もと小学校教員。
御著書からは教育につながると思われることがたくさん書かれています。

「これはこれからの実践につながる」と考えたものを記してきました。
それらの要約です。



今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「社会 = 人間の持っている経験や知識を集積し,保存し継承し,ここの生命は滅び
  ても無限に累積発展させていく場。」


・「義理と恥」
- 「義理を重んじ恥を感じる」ことより「義理を欠いても恥を感じない」ような社会に
 変質しているのでは?


・「二十歳過ぎての子の意見,彼岸過ぎての麦の肥」
- このごろ あまり聞かないようになってしまいました。




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☆「宮本常一さん 教育について」 ①

1.JPG

◇村における教育
 
□村における教育 = 生活技術の伝承

 生活技術 
  ① 社会的な存在としての性格

  ② 個人個人が生きていくための方法・手段
 



□教育 

 人間を社会が必要とするようなタイプに育て上げること




□社会 

 人間の持っている経験や知識を集積し,保存し継承し,ここの生命は滅びても無限に累
積発展させていく場。



 ・ 人間しか知識や経験の累積はない

・ 一つの動物のもつ個性的な意志が意識的に次の世代の社会に受け継がれることもな
い。


 「言葉」「文字」
 



□村の道徳律 

 ① 公生活(社会生活)の教育
        
② 私生活の教育
 



□シツケ 

「義理と恥」  

  村の中で健全に生きるためには不義理をしないことであり,村人として一応完成する
 と言うことは恥をかかない人になることだった。

          |

 「二十歳過ぎての子の意見,彼岸過ぎての麦の肥」
 



□一人前 

 ① 作業能力

② 社会生活上  
    
 = 調和のとれた人間


 親は子を社会人として一人前にするためにできるだけ子の教育を世人に任せようとし
た。

 → 「子供組」「若者組」

 ○若者条項 
  ・ 親に孝行すること

  ・ 神仏を敬うこと

  ・ ばくち打ちや大酒飲みをしないこと

  ・ けんかをしないこと

  ・ 仲間内でわがままをしないこと

  → 「家事・盗人の取り締まりをすること」

   = 中心は年齢階級・家柄は認められない


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