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「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑦ [読書記録 一般]

今回は 5月1日に続いて 社会学者 加藤秀俊さんの
「人生のくくり方」の紹介 7回目です。



加藤秀俊さんの本は「社会学」を身近に感じさせてくれます。



出版社の案内には

「著者加藤秀俊氏は、現代の生きた諸問題に挑戦する意欲に満ち溢れている。行動的に世
 界中を駆け巡る個性的な社会科学者である。現代に生きることへの責任を行動をもって
 果たしたからである。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「高等教育の普及が日本教育の最大の特徴 500大学(国立98)600短大」


・「官僚に関する限り公正な試験 日本社会は門閥主義と実力主義の折衷」


・「現在の日本 = 試験社会 国家試験700以上 = 試験人生」





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☆「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑦

1.JPG

◇教育と職業

□明治5年 学校制度 
    
      人材調達や設備の充実できず成果を上げられず

    ↓

 明治6年 太政官布告 小学校  一部現実化

     尋常小学校 6~14歳
準 女子小学校 村落小学校 貧人小学校 小学私塾

   尋常小  下等 6~10歳
上等10~14歳

中学校  14~20歳(下等14~17 上等18~20)
  



□戦後教育改革 

 小中9年間の義務教育化

高等教育の普及が日本教育の最大の特徴
500大学(国立98)600短大




□大きな問題  

 入学試験 日本人の人生は試験の連続

試験…人間を選別する為の手段


◎タルコット・パーソンズ(米社会学者)
『選別原理の二分法』

①門閥主義  
   父親が獲得した職業や地位を息子が継承する

   原理「アスプリクションによる社会編成」



家元制度 世襲制

伝統美術の世界 天皇制

= 現状維持型


 ②能力主義  
   有能な人材を広く求めることができる原則



人材確保の為の選別




□試験  

 中国の科挙制度

唐 5世紀 世界初の思い切った選抜制度

宮崎市定『科挙』 = 官僚を任用する為の試験

5月5日 端午の節句
しょうき様 - 科挙に落ち続けた人

 中国は官僚主義に関する限り形式的には極めて実力主義的で流動的

 マテオ・リッチ(イエズス会宣教師)が着目しヨーロッパに
イエズス会の学校教育の中での試験制度



ドイツ 18世紀 フリードリッヒ大王
官僚選抜試験制度

 日本 8世紀 貢挙(くこ)の制
701年大宝律令の中で
大学寮,国学で中国の古典を学ぶ
段階的に記憶力判断力を検定
落第生には鞭の刑


 官僚に関する限り公正な試験
日本社会は門閥主義と実力主義の折衷




□日本の官吏任命

 門閥主義と実力主義の混合 = 家柄と実力主義の混合形態


 1723(享保八)年
足高の制 基本給は門閥主義

  職能給は実力主義


 1787(天明七)年
松平定信の寛政の改革

家臣に定期試験 昌平坂学問所  素読吟味・学問吟味




□日本初の入社試験

 明治3年 三菱商会


 現在の日本 = 試験社会 国家試験700以上



  試験人生




□米国大学卒業式

 コメスメント = ものごとをはじめる
 

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