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「宮本常一さん 教育について」 ④ [読書記録 教育]

今回は5月31日に続いて、
「宮本常一さん 教育について」4回目の紹介です。




「忘れられた日本人」で知られる民俗学者、宮本常一さんは、元小学校教員。
 どうしても惹かれてしまいます。
 わたしが読んだとき「これはこれからの教育での実践につながる」と考えたものを要約
してきました。

 「宮本常一さん 教育について」は、それらの要約の一部です。



今回紹介文「日本のことわざ」から強く印象に残った言葉は…

・「『隣の家に倉が建つと腹が立つ』-ねたむのではない。金持ちがでると一方に貧乏人
  がでる。貧乏なら、皆が貧乏の方がいい」
- 貧富の差を縮めることが遠回りのように感じても「対テロ」への近道であるように思
 えます。


・「『旅の恥はかきすて』-違った秩序の社会に入っていくと,自分たちの持っている習
  慣とは食い違いがでてくる。そのための失敗(恥)は見捨ててもらわなければ他処者
  はそこに生きられない。」
- 地域差のことであり 他所では何をやってもよいというのとは全く違います。


・「『胸に手を当ててものを言え』-人間関係は現在だけの関係ではなく過去にもわたる
  ものとしてとらえていた。」
- 批判ばかりする人…自分の足元をしっかり見てから…。








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☆「宮本常一さん 教育について」 ④

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◇日本のことわざ
 

  
「灯台もと暗し」  

  自分の周囲のことが分かっていない
 





「隣の家に倉が建つと腹が立つ」 

  ねたむのではない。
  金持ちがでると一方に貧乏人がでる。
貧乏なら、皆が貧乏の方がいい
  




「秋なすび嫁に食わすな」  

  秋なりのなすからは種が採れない



子供を産んでもらう願い






「赤馬をはわせる」

  火をつけること 

  → 村々に独自の言葉の使い分け = 村の慣習






「旅の恥はかきすて」

  違った秩序の社会に入っていくと,自分たちの持っている習慣とは食い違いがでてく
 る。そのための失敗(恥)は見捨ててもらわなければ他処者はそこに生きられない。

  
 ◎いろはがるたの違い

江戸 … 犬も歩けば棒に当たる

大阪 … 一を聞いて十を知る

京都 … 一寸先は闇






□ことわざ  

 例えからスタートしていったが,相手にものを言う場合,あてつけにならず,しかも相
手にとっては非常に痛い反省を与えることができる。





□農村下  

 個がなかったのでなく人々がてんでバラバラに別のことをやっておったんでは何もでき
なかった。



 ことわざで相手に悟らせる必要性





□いろはカルタ 

 江戸らしさ 大阪らしさ 京都らしさ


 → 流行により一般化・大衆化




 
□言霊  

 人の悪口を言わない
「これは私のことではないが・・・」


 言葉遣い 
   人を傷つけてはいけない 細かな配慮


 ことわざ 
   人口が過密で定着性が強い社会ではお互い傷つけ合うと孫子の代までいやなことが
  ある。


 「胸に手を当ててものを言え」
   人間関係は現在だけの関係ではなく過去にもわたるものとしてとらえていた。
 





□人間とネズミ

 人間とネズミは五体そろっているてんは同じ。違いは礼儀。

「人にして礼なくんば何ぞすみやかに死せざる」

 




□相手の立場を考えたことわざ(逃げ道)

 泥棒にも三分の理
 


 村八分でも二分は(火事と葬式)


「にっぽん部落」(きだみのる:岩波)
村八分にならないために四つのおきてを守れ
  ①火事を出さない

②人を殺傷しない

  ③盗みをしない

④密告をしない


 噂は反対に認められたこと
   噂は公然の黙認 暗黙の非難 暗黙の承認


 村落共同体の中では不正なことでも追いつめておきながら最後に残すことは残す



人間の社会というものは理詰めでは処理できない
 




□風呂親類 

 もらい風呂  緊密な関係を持ち,助け合う





□ところ都 

 散髪屋・鍛治屋

 ことわざ集 ←→ 六法全書



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暁烏 英(あけがらす ひで)

宮本先生は、晩年私と同じ会社の同じビル、同じフロアーにいたことがあり、(「歩く見る聞」の編集)先生の著書はほとんど読みました。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2017-06-07 21:13) 

ハマコウ

暁烏 英 さん ありがとうございます。

お近くにいらっしゃったのですね。うらやましく感じます。

by ハマコウ (2017-06-07 22:33) 

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