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「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑨ [読書記録 一般]

「立身出世を口にしなくなった = 日本社会が大衆社会化した」




今回は 7月1日に続いて 社会学者 加藤秀俊さんの
「人生のくくり方」の紹介 8回目です。



わたしは中学生のころから加藤秀俊さんの本が好きで 今でもしばしば読んでいます。
「社会学」を学びたいと思ったものですが、ある本と出合い教職へと方向転換しました。
加藤さんの本を読むと「あのころ」を思い出します。



定年も間近となった今 「人生のくくり方」について 折々考えます。



出版社の案内には

「著者加藤秀俊氏は、現代の生きた諸問題に挑戦する意欲に満ち溢れている。行動的に世
 界中を駆け巡る個性的な社会科学者である。現代に生きることへの責任を行動をもって
 果たしたからである。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「日本では実力主義・競争主義 = 『能力さえあれば社会的地位を築ける』」


・「大蔵省と文部省 = 大宝律令のときにつくられ今も健在」


・「特定された側面だけの優勢は他の領域での優劣とは関係ない」
- 知能指数も一部だけ。例えIQ200でも、IQ75の人と比較すると、人間の総合力を10000
 として、10200と10075たいした違いはないと、かつて算数の大家が語っていました。
 



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☆「人生のくくり方」 加藤秀俊 NHKブックス 1981年 ⑨

1.JPG

◇地位と栄誉
   
□人間は組織的な動物  

 首長制 ミクロネシア,インディアン
世襲制 原始部族社会 300~500人
              

 帝国  チンギス・ハン 10人で班

10班で100人部隊 → 1000人の軍団(十進法)





□リーダー 

 日本では実力主義・競争主義 = 「能力さえあれば社会的地位を築ける」

 「立身出世」


 位階勲等の制
   602年~ 当てはまらない人 地下の人


 三位階
①勅授 天皇から直任  勅 5位以上

②奏授 大臣から任命  奏 6,7位

③判授 太政官より任命 判 8位以下


 軍隊 ↓

3位以上   月卿

4,5位以上 殿上人 雲客 → 雲上人
(宮廷に入ることを許される)


 大蔵省と文部省 = 大宝律令のときにつくられ今も健在





□宮中位階勲等制度 1875(明治8)年



国家公務員職階制 
   現在11位階

 行政職 合計11級(各級1号棒~32号棒)

  指定職 (勅任官相当)



地位上昇は通過儀礼





□人間の能力 

 能力は単一のものではない 

 - 人間の生活や活動の領域は多様


能力は多面的



特定された側面だけの優勢は他の領域での優劣とは関係ない



 人事考査 職階制
組織の中での人間の実務能力というたった一つの尺度であるにすぎない





□栄誉ある賞 

 ノーベル賞・文化勲章1937・文化功労賞・文学賞・スポーツ賞




□立身出世を口にしなくなった = 日本社会が大衆社会化した



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