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「宮沢賢治『やまなし』の世界」西郷竹彦 黎明書房 2009年 [読書記録 教育]

今回は 西郷竹彦さんの「宮沢賢治『やまなし』の世界」を紹介します。


西郷竹彦さんは 国語科指導で知られた方です。



出版社の案内には、

「宮沢賢治の哲学・宗教・科学が、1つに結晶した傑作『やまなし』には、“やまなし”
 と“山なし”の2種の表記が混在している。この表記のゆらぎは賢治の世界観・人間観
 と深く関わっている。その謎を解明した著者の最新の研究成果を増補。」

とあります。




今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「『やまなし』 仏教的世界観と現代の科学的世界観→ 散文詩・詩情あふれる芸術」
- 芸術だから難しいと感じてしまうのでしょうか。


・「現代版・法華経 『妙法 やまなし経』」
- 宮沢さんの作品を読むと、大人の私はどうしても「仏教」を感じてしまいます。





幻想的で惹かれる物語ですが、意味は何かと考えてしまうからでしょうか、
小学生には難しいのではないかと思ってしまいます。





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☆「宮沢賢治『やまなし』の世界」西郷竹彦 黎明書房 2009年

1.jpg

◇西郷竹彦

 1920年 鹿児島県生


 文芸学・文芸教育 
   鹿児島短期大学教授 
   文芸教育研究協議会長





◇まえがき

 『やまなし』 
   仏教的世界観と現代の科学的世界観 → 散文詩 詩情あふれる芸術
   
   現代版・法華経 
「妙法 やまなし経」





◇かずかずの謎はらむ 『やまなし』の世界

□かずかず


□題名 
   生徒は「谷川の…」「蟹の兄弟…」作品全体にかかわるものを!
 

□疑問

 1「幻燈」なのに活動写真のようにめまぐるしく明滅・変転  

   活動写真でないのか?


 2「青い幻燈」なのにカラフル?


 3「幻燈」は幻なのに鮮明なのはなぜ?


 4なぜ「青い幻燈」なのか?


 5「私の」青い幻燈の<私の>は何を意味?


 6なぜ「二枚」 5月と11月なのはなぜ?

  5月<光の網>のイメージ 強調11月 波の青い火

  日光 月光






◇だれがどこから<写した>のか

 <天井>-<水面>  = 蟹の視点から


 <外の目>による異化体験と<内の目>による同化体験

 仕組み  タイプⅡ  人物×(知らない)  - 読字(知らない)
 
      読書に筋の展開への意味…関心をそそるように仕掛ける
 

 複眼的視点    






◇<心の底>の意味するもの

<気圏の底>表現
底 ←→ 修羅

 水の底 = 修羅の世界

弱肉強食の殺生の修羅場

 <赤い目>

 <こわいところ> = 修羅 地獄






◇<クラムボン>とは何か

 造語  

 谷川雁 - <隠語> 想像がとどまるところを知らない = 作者のねらい

 カニ語  ひとつの生命体
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