So-net無料ブログ作成
検索選択

『こころの目で見る』鈴木秀子 清流出版 2004年 ③ [読書記録 一般]

今回は 3月28日に続いて 鈴木秀子さんの
「こころの目で見る」3回目の紹介です



鈴木秀子さんの言葉が 心の中にしみいってきます



出版社の案内には

「モノやお金にこだわっている限り、本当の幸せは手にできません。シスター鈴木秀子
 が説く、こころ豊かに生きる方法とは…? 考え方、生き方が変わる『こころの目』で
 見ることの不思議。」

とあります



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「人間の根源欲求『人から大切さにされ,認められ,自分も他の人を大切にしたい』」
「イジメはこの欲求に反するもの。しかし,イジメを根絶することはできない」


・「学校は人を知り他者を知る格好の場」
- 公立小中学校ならなおさら…


・「競争社会の世の中になってしまった」
- 「お金」というモノサシだけが突出してしまっているように思います


・「生きる希望を与えた = 死人同然の人を蘇らせた 則ちイエスの奇跡」
- 離任式の後、保護者(かつて担任していた)のKさんから手紙をいただきました
  私の「お母さん頑張っているね」と声掛けが励みになったと書かれていました
  私こそ それを知らせてもらって励まされました
  Kさん ありがとうございます
    



昨夕 車で 収穫したタマネギを知人に届けに行くときの踏み切りの様子です
めったに下りない遮断機が下ろされていました
160330 新幹線踏み切り②.jpg
ゆっくりゆっくり移動する新幹線
妻に写真を撮ってもらいましたが 久しぶりに出合いました








<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

ものづくりのまち 浜松
 山田卓司さんのすばらしい作品が 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください

浜松ジオラマファクトリー







☆『こころの目で見る』鈴木秀子 清流出版 2004年 ③

1.jpg

◇学校で学ぶものはたくさんある Ⅲ


□自分の内側にあるすばらしさとどう向き合うか

 人間の根源欲求
  「人から大切さにされ,認められ,自分も他の人を大切にしたい」



 エニアグラム
  ~ 人間の能力は生まれたときから9つに分類され各々が違う力を持って互いに
   助け合うように作られている

  ~ 24年以上の歴史 

    古代アフガニスタンで体系化・人間学

「あなたはあなたのままでいいのですよ」



 学校は人を知り他者を知る格好の場。
   人生の要求をかなえる上で大切なことを知り得る環境が大いに整っています。
 
                  ∥
   生きている間に 
     ① 学ぶ
   
     ② ゆたかな人間関係を築く
      
     ③ それを伝える         






◇イジメを通して見る心の宇宙 Ⅰ
  
□オトナ社会でおこることが学校でも起こる 

 オトナ社会にあることは社会の縮図である学校でも必ず起こる

子どものイジメの場合手加減が分からずどんどんエスカレートする危険性をはらんでいる



   人間の根源の欲求
「人から大切にされ認められ自分をも他人をも大切にしたい」



イジメはこの欲求に反するもの
      しかし,イジメを根絶することはできない  




□イジメはなぜ増え続けるのか

 モノを豊かにすることだけに執着しすぎたために様々な歪みが起こってきた。
    |

  生活していく上での環境は短期間で整備されたものの,精神面や人間関係に様々な
 問題が生じてきた。

▲競争社会の世の中になってしまった 

  |
 
  いじめるという行為は「自分自身の弱さを認めたくない」という思いの裏返しであ
 り,ドゥーイングの「見える世界」に執着するほどその思いは強くなる。

  いじめることで自分の弱さを認めなくてもすむため,本能的にいじめる。ただし,
 いじめればいじめるほど心は空虚になる。

  快感は見せかけのものに過ぎない。

  いじめは決して心の栄養剤にはなり得ない。




□イエスはなぜ追放され人々をよみがえらせることができたのか

 いじめや差別は人類の歴史の中で長く繰り返されてきた

  |

 キリストの時代
  - らい病者
人が近付いたとき「自分は穢れたものです」と大声を上げて知らせなけれ
     ばならないという掟があった-そうしないと殺されてしまう

     (=生きながら死んでいるようなもの)



  動機付けは「死への恐怖」 

   見ると怖くなるから見えない所へ追い出す発想
    (=自分自身の嫌な部分を見たくないため差別をし,相手に苦痛を与える)

  ↑↓

  イエス「自分は健康な人のために来たのではない。病んだ人たちのために来たのだ。」

             ∥

 「よい知らせ」
    = 「あなたも尊い大事な人であり生きるに値する人である」



  生きる希望を与えた = 死人同然の人を蘇らせた

             イエスの奇跡
           

  ◎ イエスは見えない世界の命の平等と命の尊さについて伝えた  


nice!(226)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

「悩む力」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ②(後半) [読書記録 教育]

今回は 3月25日に続いて 伊藤友宣さんの
「悩む力」の紹介 2回目(後半)です


悩むのも力
考えるからこそ悩むのですから確かに「力」ですね


出版社の案内には

「クヨクヨ悩んで落ちこむ人がいる。それがイヤで悩みを放棄してしまう人もいる。多
 くの人にとって心をかき乱す害悪でしかない『悩み』。でも、実はこれこそが真のプ
 ラス思考を導く源なのだ。いちいち立ち止まって気にしていたら、置いてけぼりを
 喰ってしまう。手間のかかる人づきあいなんてやってられない…そんな風潮が相次ぐ
 少年犯罪のような荒廃を招いたと著者は見る。今こそ見つめ直したい心のありよう。
 真剣に悩むことの愉しさ。街角から時代を見続けたカウンセラーが、世を憂う思いを
 胸にメッセージを送る。 」


とあります



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「悩むべき時には静かに明るく深く悩む」


・「『経済資本』と『文化資本』」
「自由経済社会のあからさまな二層化」
- 文化資本の大切さ…


・「文化資本を豊かに貯える自由 - 存在そのものに信を置く」


・「悩むことが生きている証」




要約では十分に伝わらないと思いますが
実際に本を読むと納得できることが多数ありました





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

ものづくりのまち 浜松
 山田卓司さんのすばらしい作品が 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください

浜松ジオラマファクトリー






☆「悩む力」伊藤友宣 PHP新書 2005年 ②(後半

1.gif

◇二面相克が自我を確立させる

「正しさ」を強制された世代  

  権威を奉れの反動 ←→ 「自由主義と民主主義」



 生きる気力のわかない子どもたち
昔「心は清く正しく強くあれ」
      ~ 心の中で願うのみ



「生命」を陵辱してやりたい  
   色は変われど質は変わらず



「悩むチカラ」はむしろ邪魔?
  この60年は今の「虚ろな目」に至るまでの混沌の半世紀



 心とは思いの中心を描いた「イメージ」
・ヘーゲルの正と反と合

・フロイトの我と超自我と自我

・現代社会の自由と平等の民主主義
   


 明るく深く悩む  
   悩むべき時には静かに明るく深く悩む
   


 内面の闘いの律動を味わう                           

   二面相克が自我(エゴ)を確立させる

   
 トリビアなものへと逃避の傾向






◇発育不全の世界中のがたつき   

「経済資本」と「文化資本」



 当事者には魑魅魎魍の現実



 自由経済社会のあからさまな二層化



 たがが緩んでしまっている人権意識



 想像力の乏しすぎる世の中  
   3つの層の明確化



 自己を拘束してやまぬ若者の群れ   
   身内か余所者か テープ録音の持ち帰り
   


 文化資本を豊かに貯える自由     
   存在そのものに信を置く






◇本音も立前も必然である

 「悩むチカラ」の肝所  

   平静の心がけとしての粘りや気配りが必要



 親の懸命さが子どもを変える
   ~ 「~大丈夫さ」とあっけらかんに
   


 マイナスイメージが人をつぶす 
  


「悩むチカラ」の放棄は大人の問題 

逃げない。弁解はいらない。あくまでポジティブに素直に明るいイメージを大人
  が語ることが大事。



 自信の判断力で事を決する
自己の内なる二律背反の葛藤が「悩むチカラ」を鍛える基本



「誰もがこれまでに味わったことのないこれからの体験がこれから先の君だけでな
   く多くの人の力づけになることだろう。頑張る値打ちはあると思う。」

    → 二律背反に苦しみながら語り合う



 理屈の正しさより生命のかがやきを



 立前も本音も必然  
  「公」と「私」   

  「超自我」と「我」



 対立葛藤して止揚する  
   アンビヴァレント(両面価値的)なもの






◇人類のホメオステーシス

「平和憲法」を捨てるのですか



 世界に一つだけの花



 悩むことが生きている証



 人類の迷妄さの底深さ



 左脳ばかりの学校教育



 食べ物の好き嫌いは人間の好き嫌いにつながる



 遺伝子は変容する



 ホメオステーシスに委ねる



 個性を生きてこそ全体が輝く



 人に育み育てられて今日がある






◇伊藤友宣(いとう とものり)

 1934年神戸市生 大阪大学文学部卒 

 1966-1975社団法人

神戸心療親子研究室  神戸市兵庫区下三条町2-6 078(531)3860
nice!(213)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校