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「教育本44」佐藤学 平凡社 2001年 ⑪(最終) [読書記録 教育]

今回は 4月23日に続いて 佐藤学さんの
「教育本44」の紹介 11回目 最終です


佐藤学さんのフィルターを通した 44冊の教育書(古典から現代まで)紹介書
分かりやすく勉強になり 紹介された本をすぐに読みたくなりました



出版社の案内には

「新しい教育改革の実現が叫ばれている今こそ、問題を考えるヒントがいっぱい詰まっ
 た名著の数々を読み直す必要がある。教育学者、佐藤学が44冊を厳選!必読のブッ
 クガイド 」

とあります



今回紹介するのは 
藤田英典さんの「市民社会と教育」と佐藤学さんの「公教育をデザインする」ですが
強く印象に残った言葉は…



藤田英典さんの言葉

「市場原理は、『ゆとり』や『個性』といったマジックタームのもとに、公的な学校教
 育を持てる者により有利に、持たざる者により不利に働くように歪める危険性を持っ
 ている」

まさにそうだなあと わたしは思いました





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☆「教育本44」佐藤学 平凡社 2001年 ⑪(最終)

1.JPG

◇藤田英典「市民社会と教育」 東京大学教授 

 誰の誰にとっての改革か? = 深刻な問題群への警告


 藤田の批判 
  ①「完全五日制」

②「公立中高一貫教育導入」



 「公教育のエリート的再編につながる」

  市場原理は、「ゆとり」や「個性」といったマジックタームのもとに、公的な学校
 教育を持てる者により有利に、持たざる者により不利に働くように歪める危険性を
 持っている



      諸個人の孤立化・分断状況をもたらす



ひいてはコミュニティの解体を導く



 藤田の主張は政府の改革スローガンへの原理的批判
 教育政策は<人材を育むカルチャー>と<名誉の等価性>という二つの規準として立
 案され実行すべき



 社会学者の誠実さと実証家としての厳密さ
「諸外国が国民の学力の向上を目的とした『教育の再武装化』を進めつつあるとき
   に、一人我が国だけが『教育の非武装化』を展開しようとしている」
                                (藤田)

        |


  現在の教育改革は「持てる者が持てる者のために行おうとしているにすぎない」
 という主張



共通の土壌を!






◇佐藤学「公教育をデザインする」 

「学びの共同体」として学校を再構築する


 現場主義と歴史的理論的研究の結合


 教育の公共圏を国家の管理から取り戻す

   「勉強」から「学び」への転換を!


 現場から改革の輪をネットワークに!

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「一瞬で伝えるわかりやすさの技術」斎藤孝 大和書房 2010年 ② [読書記録 一般]

今回は 4月26日に続いて 斎藤孝さんの
「一瞬で伝わるわかりやすさの技術」2回目の紹介です

斎藤さんの本を出すエネルギーには驚きます
「わかりやすく伝えること」わたしが苦手なことです
何とかしなければと思って読んだのでしょう
わかってはいるものの なかなか難しく…といったことでしょうか


出版社の案内には…

「『1分分割法』『3秒ルール』『要点仕分け』『カオスマップ』『ここが違うよシート』
『疑問三銃士』『三点倒立文章法』…自分の考えが一瞬でまとまる!気持ちいいほど
 会話が進む!パッと結果を出す19のテクニック。」

とあります




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「いかに小さな問いで相手の興味をひき、タネあかしの段階で『へえ』と言わせるか」
- 授業と同じ…


・「話に優先順位を付ける」
- メモに印を付けるように努力しています


・「『目の付け所』に目を付けよ  キーワード『比較』 ~ 類似点 相違点」


ポイントが分かりやすく示されていますが
要約するとポイントだらけでかえって分かりづらくなっているように思いました





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☆「一瞬で伝えるわかりやすさの技術」斎藤孝 大和書房 2010年 ②

1.JPG

◇大事な話に時間をかけない5つの手法

① 話は3つの「問い」から始める

 1つの大きなテーマ

  → 3つの小テーマに分解


  疑問三銃士で聞き手を惹きつける 


  講演会でもクイズ形式で惹きつける


 「説得する」とは「共感してもらう」こと


 「へぇ~」を3つ用意する
コミュニケーションは問いから始まる
          
  いかに小さな問いで相手の興味をひき、タネあかしの段階で「へえ」と言わせるか 
 「へぇ~」3個で「ほぉ~」1つ

理解度を深める役割を深める役割を果たすのが問い
企画書や提案書にも「?」を活用する

文書にも「?」を3つ書くとよい



 問いに対する自分なりの問答案を書いておく
A案 B案 C案 D案 「空欄」




② 大事な話を後回しにしないコツ

 話に優先順位を付ける  


 大事な点から → 予定時間で止める


 スタートダッシュで最大の結果を出す




③ 具体化で「分かった感」を演出する

 相手にものを伝える ~ イメージを共有する
相手に合わせた具体例を示す

抽象論と具体像は常にワンセットで

  抽象論と「例えば~」を常にワンセットで考える
話すテンポ感・ライブ感


 「オリエンテーション」と「プレゼンテーション」の違い
佐々木宏 クリエイティブ・ディレクター

オリエンテーション … 大きな方向性(抽象論)で示す場

   プレゼンテーション … 具体的かつ現実的案(具体像)を提示する場

 1行プレゼンの説得力
A4一枚に1行 話し言葉より書き言葉として提案

なるべく短く、具体的にエッセンスを要約する




④「リアクション」が話し手の価値を高める

 話し手の姿勢は聞き手で決まる
   ①質問 

   ②感想としてのコメント


 立場の弱い上司に相の手を


 マトリックスで質問を絞り込む


 相手の態度を観察する
   長谷川穂積「試合中に頭のよい方が勝つ」


 相手の逆鱗を探す




⑤ 気の利いたコメントを残すポイント

 コメント → 相手の言動に変化

自分の見識や読解力が試されることになる

相手の目の付け所エネルギーを加えた部分について極力ポジティブに評価する


 「目の付け所」に目を付けよ
頭の回転の速さは必要ない

いいコメント風に仕立て上げる裏技

キーワード「比較」 
     ~ 類似点 相違点
               
       冷静に自分と比較する 
対象に対して最低限の礼儀と謙虚さをもつ

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