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「本当の学力は作文で伸びる」芦永奈雄 大和出版 2004年 ① [読書記録 教育]

・「①まず,書き出しをセリフから始める。
②そして,事実を起こった順に書いていく。
③その間に感想や気持ちはできるだけ書かない。」



今回は 芦永奈雄さんの
「本当の学力は作文で伸びる」1回目の紹介です


出版社の案内には

「1日で偏差値が42から70になった高校生が誕生! しかも、短期間で国語はいうに及
 ばず、すべての教科で成績がアップした子が続出! にわかには信じられないかもしれ
 ませんが、正真正銘の事実です。実際、この驚異的な実績の噂を聞きつけ、著者のもと
 には、子どもの学力アップを切に願う親はもちろん、学校や塾の先生からも入塾の希望
 が殺到しています。
 では、短期間で成果を上げるための秘訣は? 『作文』を書くことです。作文を書くだ
 けで、本当に学力がアップするんです。
 でも、ただ書けばいいというわけではありません。本当の学力をつけるためには、それ
 なりのやり方があるんです。
 それが、著者考案の『ストーリー作文』。この本では、そのしくみを余すところなく明
 かしています。全国の親、教師必読の1冊です。」

とあります


-偏差値を上げるために 
というのは少し寂しい気がしますが 確かに一読の価値はあると思います





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「国語のできない子どもはすべての科目でつまずく」

・「読解問題を解いても国語力はつかない」

・「作文は頭をよくする特効薬」




勤務校は本日が卒業式
一年間共に過ごしてきた子どもたちとの別れ
大切な一日です



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☆「本当の学力は作文で伸びる」芦永奈雄 大和出版 2004年 ①

1.JPG

◇学力向上のカギは「作文」にあった
  
□ブロイラー受験生の誕生 

 ○ニワトリ 
   後ろの戸を開けても金網の前のエサしか目がいかない。

後ろから出れば食べられるのに


 ○ブロイラー受験生 
  受験という目先のものにとらわれて遠回りして後ろ戸を開ける本当の勉強をしない
 

 「ストーリー作文」
  


□作文ですべてがアップ 

 作文は表現

  → 自分を表現する



□小学生でも論文が書ける 小論文=パターン

 「作文を書くことで(習慣化)普段から考える力を養う」

 = 考える行為






◇国語のできない子どもはすべての科目でつまずく

□国語で泣く人笑う人 

「作文を毎週書いてもらう」



□国語はセンスの問題ではない

 読解問題を解いても国語力はつかない

※試験問題は落とすことを目的に作られている






◇作文は頭をよくする特効薬

 表現としての作文 

 - 毎週二三枚の作文を書く






◇「ストーリー作文」でみるみる学力アップ

□大事なのは「書き手の自信」



□「自分を表現する作文」

(例)「学校に行った。」
  ・歩きか走りか? 
  ・1人か2人か?
・10分か20分か? 
  ・信号は何回止まったか?
 ・どんな天気か? 
  ・どんな道か?
・どんなことをしゃべったか?
  ・どんな気持ちだったか?



自分が経験していることは自分にしか分からない


(1)「ストーリー性」

  作文にはストーリー性を持たせること

(例)楽しみにしている昼の時間
・弁当をあける 
     ・友だちの弁当にはコーヒーゼリーが入っていた
・自分の弁当にはデザートさえない 
     ・自分もほしい
・その日はお母さんに頼んでコーヒーゼリー
・さて蓋を開けてみると…

  まずストーリー性を使って長く書くことから

→ ストーリー性とは事実を起こった順に書いていく



(2)「結論は書かない」

(例)「学校に行きました」 = 結果のみ

   しかし,作文でおもしろいのは結果よりも過程

実はすべての勉強も過程が大切。結果はさいごに。
「考える力を付けて頭をよくする。そのためにおもしろい作文を書く。」


(例) ×人気のアトラクションに行って三回目でやっと乗れた。

○人気のアトラクションに行った。
    一回目はダメだった。
    時間をおき,二回目行ってみる。またダメだった。
    また時間をおく。三回目行ってみた。まだ,いや,はいれた。
    三度目の正直だ。


 前を見て進まなければならない。

◎文章は細かく、「。」を多く,分けて書く。
(例)×3試合目はぼくが点を入れて1対0で勝ちました。

○3試合目。0対0の状態が続いている。
    永田君からボールがパスされた。
    ゴール前まで行きシュート。直前でキーパーに防がれた。
    今度は永田君がシュートを決めようとした。
    ボールが弾かれ防がれたと思っていたら,突然、ボールがぼくの方へ転がってき
    た。
    あわてて蹴った。決まった。


 □ここで圧倒的に差がつく文章力

  見違える文章を書くには「動作の言葉」を変えるだけ



(3)「現在形と過去形を交互に書く」

(例)急いで家を出た。走る。汗が出てきた。走る。角を曲がった。公園だ。
  どんどん近づく。いない。誰もいない。友だちはもういなくなっていた。



  交互書きができるようになったら自分の文章に合わせてパターンを崩す

すると,文章のリズムが生まれる。


○気持ちや感想を書こうとするとみんな躓く。書く上で事実に勝るものはない。

 事実ならいくらでも書ける。



(4)「書き出しをセリフから始めること」

  会話の途中のセリフから
  
   → 読み手に想像させる

(例)「ちょっとそれどういうこと」


○伸びた子は密かにこれほど力を付けている!
 説明問題は「考える力」「書く力」「表現する力」をつけてから!

まとめ
  ①まず,書き出しをセリフから始める。
②そして,事実を起こった順に書いていく。
③その間に感想や気持ちはできるだけ書かない。


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