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(1)「加藤秀俊著作集3」中央公論社 1981年 ⑤ (2)「教えない教え」 権藤博 集英社新書 2010年【再掲載】 [読書記録 一般]

「アジアという言葉を隠れ蓑にして日本は大東亜戦争を合理化した」
「日本の指導者は、アジア,西洋二つのグループの帰属を使い分けた」




今回は 3月15日に続いて 社会学者 加藤秀俊さんの
「加藤秀俊著作集3」の紹介 5回目です


今回は「戦争」について社会学の視点から-


出版社の案内には

「著者加藤秀俊氏は、現代の生きた諸問題に挑戦する意欲に満ち溢れている。行動的に世
 界中を駆け巡る個性的な社会科学者である。現代に生きることへの責任を行動をもって
 果たしたからである。 」

とあります



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「西洋の市民 - 植民地貿易という有利な財源」


・「日本の指導者は、アジア,西洋二つのグループの帰属を使い分けた」


・「国を家族にたとえた日本は地球をも家に例えた」



もう一つ 再掲載となりますが 
2017年度WBCでも日本代表の投手コーチを務める権藤博さんの
「教えない教え」を紹介します
学校での教育と重なることがたくさん書かれています
権藤さんの姿を放送で見ると この本のことを思い出します
オシムさんの「オシムの教え」と共に 教員の参考書ともなります





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(1)「加藤秀俊著作集3」中央公論社 1981年 ⑤

1.JPG

◇膨張する社会

(1)明治の戦争

□西洋諸国 
 16,17世紀 ~ 走行車線を肘を張り広げながら走った
領土拡張 植民地獲得



 西洋の市民
植民地貿易という有利な財源



□航海時代 → 日本も見習った 
 戦争国家

韓国から 明治9年 修好条約 

清国が邪魔 → 日清戦争

  満韓問題を巡り日露が対立 → 日露戦争



□日露戦争はかけ - 満州権益かけての

 列強は山分けすると思っていたが居座る
← 風当たり






(2)大東亜共栄圏まで

□日本はそれ以後も無理を続けた

大正3年 第一次大戦

7年 シベリア出兵

昭和2年 山東出兵

  → いつの間にか日本全体が

 昭和6年 満州事変
戦時体制に慣れてしまった

 昭和7年 上海事変

           
 昭和12年 日華事変
  戦争が「常時」状態




□第二次世界大戦  天皇制イデオロギーを拡大した形而上学

 ○八紘一宇  
   拡大解釈スローガン
アジアという言葉を隠れ蓑にして日本は大東亜戦争を合理化した



  日本の指導者は、アジア,西洋二つのグループの帰属を使い分けた

                  ↓

 ○日本は「太平洋の孤児」に
  国を家族にたとえた日本は地球をも家に例えた

「家」の感覚










(2)「教えない教え」 権藤博 集英社新書 2010年【再掲載】 

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◇人の心のつかみ方

□「厳しく接する」のでなく「厳しさを教える」

「焦らずじっくり、丁寧に教えないといけない」

優しい指導 ≠ 甘い指導

できないことをできるまで辛抱強く見守るのが優しさ
○甘さ 
     =「また今度」「次にやればいい」

○厳しさ
     =「この世界で生きていくにはこういう練習をして耐えていかなければなりま
       せん」と教えること

 

□教えすぎるな Don't over teach
 
 「教えられた技術はすぐに忘れてしまう」
 
  → 我慢強く見守る



□「監督と呼ぶな、権藤さんと呼べ」

 1 名前で呼ぶ

 2 監督室に呼びつけない 人を育てることが大切

 

□仰木監督は最高の反面教師だった

 人の話を聴かない - ぶつかり合い 
 
   → 「べからず集」を増やす


 仰木さん
  ・勝つときにどん欲
 ・自分の直感を何より信じる



□「教える」ことより「鏡」になれ

 1998(平成10)年 ベイスターズで初監督

  「コーチは添え木になりなさい。黒子役に徹しなさい」

 

□全体ミーティングは意味がない 

 ミーティングは少人数で密に



□部下をやる気にさせる怒り方

 怒るときは怒り、叱るべき時に叱る
プロセスに積極的にかかわったかどうか

~ 攻めの姿勢を忘れた選手には烈火の如く怒った

闘う姿勢の大切さ



□結果を求めすぎない  

 叱責した後にはフォローを入れる



□放任主義でなく奔放主義で行け

部下を火の粉から守る覚悟を持て


地獄の経験をした指導者は強い
   優れた指導者は人の痛みを理解できる






◇勝つ力を育むコツ

□己を知らない人は成長しない 
     
 ライバルはつくるものではなく見つけるもの
「素直さ」



□情報は捨てることで引っかかる



□得ることより「捨てる力」を磨く



□「80%の金力主義」で行け

常に余裕をもって



□プレッシャーは克服してはいけない
     
 どんどん行け 
  ~ 攻めの気持ち

 

□答えは現場に落ちている



□「やらされている」うちはものにならない



□「土壇場の燃え上がり方」で勝敗は決まる

身体の見極めが運命を分ける






◇伸びしろをぐんぐん長くする方法

(以下略)※ 参照 http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2011-07-01


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