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「読書力」齋藤孝 岩波新書 2002年 [読書記録 一般]

「線を引きながら読む[ステップ3]
三色ボールペンで線を引く 
  青 まあ大事
  赤 すごく大事
  緑 主観的に面白い 」





今回は 齋藤孝さんの
「読書力」を紹介します。


出版社の案内には、

「本を読むことの意味は何?案外答えにくい問いに、『読書によって…の力がつく』とい
 う形で考え、コミュニケーションの力、人間を理解する力との関わりを示します。自分
 をつくり、鍛え、広げることが、読書とどう結びついているかを述べて、あらためて読
 書の本質を見つめます。心に残るフレーズ、工夫の手がかりも満載です。」

とあります。

今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「要約を言えることが読んだということ」

・「日本は読書立国 総ルビ文化・世界文学の威力 読書力は日本の含み財産」

・「読書は優れた他者との出会いの経験」

・「人間劇場 - 多様な人間像を読書を通して受け入れる 」


齋藤さんの読書についての本 大変参考になります




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☆「読書力」齋藤孝 岩波新書 2002年

1.JPG

◇はじめに

「単なる娯楽のための読書」 

→ 「多少とも精神の緊張を伴う読書」




◇読書力とは何か

 読書は四股 = 思考活動の素地
  


「読書力がある」の基準 = 「文庫百冊 新書五十冊」
  


 精神の緊張を伴う読書  



 文庫のスタイルに慣れる  
   新書五十冊



 要約を言えることが読んだということ



 新書は要約力を鍛える  
   社会で求められる実践的読書力



 なぜ百冊なのか  
   有効期限は四年

   本は知能指数で読むものではない



 読書は継続は力なりの世界

  「『小学校時代は本を読んだけれど』のナゾ」



 定期試験に読書問題を入れる 



 あごを鍛える食らうべき書
①児童書は離乳食

②乳歯レベル 推理小説・歴史小説・エンタティメント

  ③永久歯の読書



 歯が生え替わった本



 日本は読書立国
   総ルビ文化・世界文学の威力 読書力は日本の含み財産



 the book がないから booksが必要だった







◇自分をつくる  自己形成としての読書

 複雑さを共存させる幅広い読書
読書

   =「自分を作る最良の方法」

   = 自分の世界観・価値観を形成し自分自身の世界をつくる



 ヴィルドゥング(自己形成としての教養) 
   教養主義



「一人になる」時間の楽しさを知る
   読書 - 適度な緊張感 → 充実感



 自分と向き合う厳しさとしての読書 
   テレビ-テレビを作る側が管理

読書 -読書の側がコントロール



 単独者として門を叩く 
  「本屋に行って自分の身銭を切って買え」
  
   読書は優れた他者との出会いの経験 



 言葉を知る  
   自分の本棚を持つ喜び 
  


 繋がりながらはずれていく読書

  - 本は本の連鎖を生む



 本は背表紙が大事 
   本は並べ方が大事 

   図書館はマップ作りの場所 

   品切れ本に強い  


 経験を確認する
  - 経験しないことでもわたしたちは力を得ることができる
  


 人間劇場
  - 多様な人間像を読書を通して受け入れる 



 読書自体が体験となる読書
  - シチュエーションと読書 音楽とセットも
  


 伝記の効用 - 倫理面で  
   ためらう = 溜めること 



「満足できる分からなさ」を味わう






◇自分を鍛える - 読書はスポーツだ

 技としての読書 



 読み聞かせの効用[ステップ1]
  宮澤賢治の作品が持つイメージ喚起力 池水火風の創造力,倫理性

   自分で声に出して読む[ステップ2]



 音読の技化 アイ・イパンを広げる
音読で読書量をチェックする 読書は身体的行為である



 線を引きながら読む[ステップ3]
三色ボールペンで線を引く 
     青 まあ大事
     
     赤 すごく大事

     緑 主観的に面白い    



 読書のギアチェンジ[ステップ4]
本毎に緩急を付けて読む  

   脳のギアチェンジ 難易組み合わせて






◇自分を広げる - 読書はコミュニケーションの基礎だ

 会話を受け止めて応答する
読書 = 会話の脈略を作る

相手の話の要点をつかみ,その要点を引き受けて,自分の角度で切り返す

   = 人の話の幹をつかまえる(言い換え力)

   メモを取る力の関連



 書き言葉で話す
  「書き言葉で話せ」



 漢語+和語,口語体+文語体



 ピンポンと卓球  
   話し言葉はピンポン  

   書き言葉は卓球-技術



 本を引用する会話
   ブックリストの交換



 読書会文化の復権 最後まで読んでいると言うことを前提としない
①三色ボールペンで印

②おもしろいところ(緑)を何ページの何行目というように指摘してもらい,引いた
    理由をコメント

   ③聞いていた人は発言した人の名前とともに自分の本にチェックする

④何回か回す
具体的な箇所を指示してチェックを入れる

→ 各人がテキストへのなじみを深くする



 マッピングコミュニケーション
B4白紙 キーワードをかき込みながら対話する



キーコンセプトでその著者の思想世界をマップにする

マップを作る作業を通して対話を深める



 みんなで読書クイズを作る



 本を読んだ上で人に話す



 好きな分を書き写して作文につなげる



 読書トレーナー



 本のプレゼント
 「どれでもいいから一人一冊好きなものを選んで持って行っていいよ」
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