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「宮本常一さん 教育について」 ⑤ [読書記録 教育]

「何よりも大切なことは,人間一人一人がもっと賢くなることであり,お互いが自己の権
 利を主張するだけでなく,共通分母を見いだしていくことである。」

少し意味合いが違いますが、このごろの政治状況を見ると、
「共通分母を見いだしてほしい」と思ってしまいます。




今回は6月 7日に続いて、
「宮本常一さん 教育について」5回目の紹介です。





『忘れられた日本人』(岩波文庫)で知られる民俗学者、宮本常一さんは、元小学校教員。
 わたしが憧れる方です。


 御著書をよく読むのですが、読んだ際、 「これはこれからの教育での実践につながる」
と考えたものを要約してきました。紹介するのは、それらの要約の一部です。




今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「つきあいの度が強くなると家族的な職場と呼ばれる」


・「『講』 まわりばんこで えこひいきがない」
- そういえば かつては わたしの「組」も庚申講が順番で回ってきました
  子どもの頃は飲食が…
  青年の頃は庚申様の飾りのみ…
  いつのまにかそれも… 


・「せっかちに改善に走る前に,自分の周囲にあるつきあいの形を正しく意識化してみる
  ことが大切である。」





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☆「宮本常一さん 教育について」 ⑤

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◇つきあい
 
□日本は育児にメイドがいらない

 欧米では子供は親に育てられ、そのことにより社会一般のものとなる




□人間関係の二重構造

「つきあい」組織や制度的なものとは別の人間関係


 村 地域社会 
   葬式 = 自分で自分のかたを付けられない
平静から他人の葬式に行って手伝う必要

   通夜…女中心 

   
 百万遍の数珠念仏 = 制度とは別
 



□会社 社縁集団

「会社という制度」+「つきあい」


 つきあいの度が強くなると家族的な職場と呼ばれる




□江戸時代

 武士の制度社会 と 農民のつきあい社会



□講  

「まわりばんこ」えこひいきがない


 一つの村に10や20の講
  「伊勢講」「庚申講」「地蔵講」など 


 飲食を伴う



戦後 生活改善講 


 飲食の風 おみやげの風
 


□パブリックマインド

 日本には社会一般という考えがまだできていない


 戦前…天皇のため

  → パブリックマインドが必要


「せっかちに改善に走る前に,自分の周囲にあるつきあいの形を正しく意識化してみるこ
 とが大切である。」


 

□大切なこと

何よりも大切なことは,人間一人一人がもっと賢くなることであり,お互いが自己の権
利を主張するだけでなく,共通分母を見いだしていくことである。


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