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「算数科1時間の流れ」藤森徹  [読書記録 教育]

今回は 藤森徹大先輩から 何度も教わった
「算数科1時間の流れ」を紹介します。


藤森先生から30年以上にわたり算数科指導、生徒指導、生活指導等々、
多くのことを教えていただいております。
退職されてから20年以上となるのに、
学習指導要領、教科指導等について現在でも研究されておられます。
多くのことを学ぶことができる大先輩です。
「良い教師の必要条件」を以前紹介しました。
http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2012-09-16-1


今回紹介するのは、「算数科1時間の流れ」です。
この流れを基に 毎日の算数の授業を計画してきました。
他の教科領域の指導にも生かすことができる、
大切なことがぎゅっと詰まっているように思います。



教えていただいた中で、現在子供達から好評なのは「計算トランプ」。
継続して取り組む中で、足し算、引き算の計算が速くできるようになっています。
いずれ詳しく紹介できればと考えております。






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☆「算数科1時間の流れ」藤森徹 


◇一時間の流れ

1 導入から「めあて」を決めるまで   

◎5分以内で行いたい。
  
□前時と比較して焦点化する場合
     
 文章題から入る (立式して前時と比較する)
     
 計算問題で入る (前時までの計算問題の中へ新しい計算問題を入れて)
  


□数量・図形そのままで入る場合‥・子供たちに学習内容を発見させて
  


□学習計画から設定する場合
  


□子供たちの学習意欲を大切にする場合・‥前時の終末に課題化
  


□めあてをどのように表すか。
     
「‥・を考えよう」「‥・を調べよう」とするか。
 
    
「‥・の公式を作りたい。」「‥・の計算の仕方を覚えたい。」「‥・の図形を正しく書き
 たい。」などのように目標化するか。
  

 板書、ノート表記は工夫をしたい。(日本語より数字・図形が多いノートに)
     

 ※ 文末まで表記しなくても、「今日の学習内容これだ」と共通理解ができれば簡潔に
  してもよいと考えています。







2 見通す  

◎結果の見通しと方法の見通しを念頭に。
      
 予め結果の見通しを持たせることも大切。(丑や数値のおよその見当を)
  

□方法の見通し

 既習(知識・理解、数学的な考え方)を想起させること。
          
 見通しは一つに絞るか、個々の見通しで進めるか考えたい。
          
 見通しの持てない子の支援を考えておく。







3 追求する

(1)一人学び   
◎教師はしゃべらない工夫をすること

  
□最低10分間集中させる 

 ⇒ 教師は一言もしゃべらないこと
  


□ノートに書く内容・書き方の指導を日々すること

 ⇒個性を生かす
  


教師は机間指導しながら子供の思考を把握・記録すること。
     
 良い考えを認める努力をすること
  ⇒ 朱筆や、印の活用
     

 思考は教師の予想通りであったか 
  ⇒ 座席表への記入
     

 思考を把握したら、発言させる順序を考えておくこと。
     

 つまずいている子への支援を前もって考えておくこと。
  


□操作活動の目的を明確にすること。(思考を助ける換作か、確認のための換作か)







(2)相互交流  

◎教師の腕の見せところです。
  

□相互交流の目的を明確にすること。 = 教師の腕の見せどころ
    
 みんなで一つの結論を導き出すのか。
    

 あくまでも個別学習の延長線上でするのか。
    (自分の考えをよりよいものにしていく)
  


□目的に沿って学習形態を考えたい。
    
 全体・一斉 小集団 ペア など
  


□全体で話し合わせる指導を工夫すること。
    
 子供の思考をどうかかわらせるか
  ⇒ 意図的指名
    

 質問したり、つけ足しをしたりできるようにすること。
  (これができるようにする指導のポイントがあります。)
  


□小集団学習を効果的に取り入れること。
    
 小集団のメンバー構成
  ⇒ 生活斑か、思考別か。
    

 話し合わせ方
  ⇒ 自由にするか、司会を決めておくか。
    

 発表のさせ方
  ⇒ まとまった考え方だけを発表させるか。
 「○○の考え方と△△の考え方が出ましたが、ロロの考えにまとまりました。」と、グ
 ループの話し合いの様子を含めて発表させるか。







4 まとめ  

◎時間内に、終了し見届けること(評価する)。
  

□ノートの場合 

 ノートにどのように書かせるか教師自身がイメージを持つこと。

         
 数字・記号などを使って簡潔・明瞭に書かせること
         

 教師の見届け‥・時間内で確実にすること 丸か,印か,言葉か。
  


□発表の場合  

 授業の流れの中でだれを発表させるか考えておくこと。
         

 授業の評価を考えるなら、一人学び・相互交流で「分かっている子j
         

「できている子」を指名しないで、途中でつまずいていた子がどの程度理解したか発表さ
せて授業の善し悪し判断をたい。
                 (恥をかかせないように配慮すること)
  


□評価の小テストを行うか







5 板書      

◎学年に応じた文字の大きさで構造的に。
         

□自分の板書を子供の目線・後ろの座席で見直してみること。
         
 ※ 研究教科の板書を記録しましょう。財産になります。

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