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(1)「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 2015年 ②  (2)「津波と原発」佐野眞一 講談社 2011年 ①【再掲載】 [読書記録 一般]

「仏教は本質的に女をはねつける男の宗教」



今回は 7月8日に続いて井上章一さんの
「京都ぎらい」2回目の紹介です。


おもしろく読むことができましたが、自分を振り返るところも…。


出版社の案内には、

「あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。気づいていながら
 誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によって、京都人のおそろしい一面が鮮やか
 に浮かんでくるにちがいない。洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によ
 どむ底知れぬ沼気(しょうき)。洛中千年の『花』『毒』を見定める新・京都論である。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「僧侶姿の夜遊びが受け入れられる京都」


・「僧侶が遊ばなくなれば京都の花街はついえ去る」






もう一つ 再掲載となりますが 佐野眞一さんの
「津波と原発①」を紹介します。
著者の思いが強く伝わってくる本です
http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2012-07-10






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(1)「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 2015年 ②

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◇お坊さんと舞妓さん

□芸者か芸子か?

 芸者~男 


 芸子~女   

   
 女の芸者を芸者と呼び出したのは江戸


 上方では芸子  
   江戸東京は芸者



□呉服と映画の時代は過ぎ去って

 大盤振る舞い ~ 祗園・上七軒 ~ 呉服関係商人



今 西陣は空洞化 室町は寂れる


 太秦 時代劇映画 

嵯峨 テレビ時代劇のロケ地

 

□姫・坊主・姫・坊主

「坊主めくり」
  - 僧侶をバカにしたゲーム


 僧侶姿の夜遊びが受け入れられる京都

 

□ミニスカートにそそられる

 僧侶が遊ばなくなれば京都の花街はついえ去る

 

□男を忘れた僧侶たち

 日本の僧侶
   稚児愛を捨て女色にふけりだした
   

 聖職者集団の世俗化 

 

□女色に食傷するその日まで

「仏教は本質的に女をはねつける男の宗教」(井上)


 釈迦 ~ うんざりするほど女を味わった
  → 釈迦の絶望

 

□檜舞台の舞子たち


















(2)「津波と原発」佐野眞一 講談社 2011年 ①【再掲載】  

1.jpg

◇日本人と大津波

「今回の大災害を論評する連中の言葉には、被災者たちの沈黙に匹敵するだけの重みも深
 みもなかった」 
   
 ※ 言葉を空疎に操るだけのテレビ向け評論 




「大災害はそれに直面した人間の本性をいやでもあぶり出す」




「これだけの災害に遭いながら、略奪ひとつ行われなかった慎ましさを見せたのも日本人

 なら、米、水、灯油などをがつがつ買い占めに走る浅ましさを見せつけたのも日本人で
 ある」



「被災者はあまりにも激甚な災害に言葉を失った。その沈黙を伝えるには、大文字の論評
 ではなく、ディテールを丹念に積み上げて小文字で語るノンフィクションしかない」



○志津川病院の中に入って 

 3月18日出発


 
○おかまバーの名物ママの消息 

 新宿ゴールデン外「ルル」のママ・キン子



○壊滅した三陸の漁業



○熱も声もない死の街 
  
 1974年創共協定 
   共産党文化部長・山下文男 = 在野ピカイチの津波研究家


 山下文男 
  「津波てんでこ」言葉を流布
   尋ねて陸前高田へ


 広田地区へ
  「何も考えずに逃げる」浜協組合長・佐々木賤さん


 地震の予兆 - 2月頃急にマイワシがとれるようになった
「わたしは何も持たずに逃げましたよ。津波の時はそうしなければ必ず死にます」

 

○「英坊」は生きているか 
  
「ルル」のママ・キン子こと金野英治 金野栄久夫






◇「ジャニーズ」の電源車

○未曾有の大災害は人間の崇高さも醜悪さも容赦なくあぶり出す






◇高さ10メートルの防潮堤

○大槌町

 - 井上ひさし「吉里吉里人」のモデルの町



○浦島太郎伝説と津波伝説



○嗚咽する「定置網の帝王」

 山根正治



○日本共産党元文化部長・山下文男 

 著書「津波でんでこ」

 山下
 「要するに菅直人はじめみんなが混乱していて、今回の大災害に誰も正しく対応できて
  いないんだ」

   
 「ハードには限界がある ソフト面で一番大切なものは教育です」

  
 9歳で昭和大津波に遭遇
山下文男 大正13(1924)年生 著書「哀史 三陸大津波」

 
 「津波は正体が分からない」

 

○朝まで生テレビ

「彼らは口を開けば三陸地方を襲った大津波の犠牲者を評して3万人の死があるわけでは
 ない、一人一人のかけがえのない命があり死がある、などと利いた風なことを言う。だ
 が彼らの大仰な言説から一度でも一人の生、一人の死を感じたことがあるだろうか」

   |
 
 今回の大災害は、これまで通用してきたほとんどの言説を無力化させた。

 言葉を弄して世の中を煽ったりたぶらかしたりしてきた連中の本性を暴露させた



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