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「宮本常一さん 教育について」 ⑭ [読書記録 教育]

「優れた人間
= いろいろの苦しみにうち勝ち,自然の声もわかりあるいは自然との交流もできる」
 




今回は8月26日に続いて、
「宮本常一さん 教育について」14回目の紹介です。



日本中を歩き、多くの人と会ってきた民俗学者宮本常一さんによる、教育に関しての文章
です。豊かな知見による文章が大変勉強になります。


今回紹介分『民衆とことわざ』より強く印象に残った言葉は…

・「昔話の型 =『むかしあったとさ』『むかしむかしあったとさ』~『ぽんと市がさけた』」


・「本当の資格を得るということは20歳になったからそれを得られるのではなく,いろ
  いろの困難に打ち勝つことによって得られた。」


・「抜け道 『村八分』『泥棒にも三分の理』 = 敗者復活戦の可能性」


・「外(奉公)にでる = 行儀見習い + 言葉の訓練」







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☆「宮本常一さん 教育について」 ⑭

1.JPG


◇宮本常一著作集別集2 『民衆とことわざ』
 
□話の場と時

 ①夜曳き話


 ②説教話

 
 ③雑談(鍛治屋 散髪屋 仕立屋 提灯屋等)


 ④田植え


 ※話には形があり語り口調であり覚えてゆけるもの



神秘性・超能力性



夜の暗さ

 



□民話  

○種類 
 ①昔話

 ②伝説 

 ③おとぎ話(御伽衆) 

 ④童話



・昔話 
1 文字を持たない世界 

型にはめる

型 =「むかしあったとさ」「むかしむかしあったとさ」
~「ぽんと市がさけた」


 2 「めでたしめでたし」成功話が多い


3 昔の人たちの人生は人間同士の関わりだけでなく動物や植物に対しても同種の関わり

言葉 … 音の中に声を聞いた 「聞き耳ずきん」= 日本人の自然観


4継子話

本当の資格を得るということは20歳になったからそれを得られるのではなく,い
ろいろの困難に打ち勝つことによって得られた。

優れた人間
= いろいろの苦しみにうち勝ち,自然の声もわかりあるいは自然との交流もできる
 




□一人前 

1 言葉を大事にすること

  言葉の訓練が大切  正しい言葉を的確につかう

 「姥捨て山の話」…孝行息子

  ことばの力,知恵は人間の特性


2 人間というものは知恵を持たなければならない

 「本格説話」と「派生説話」

 「笑い話」→落語

 「機知話」→落語
 




□抜け道 

「村八分」「泥棒にも三分の理」 = 敗者復活戦の可能性





□民話について

○桃太郎 イヌ・サル・キジ ちっぽけな恩にすごい働き



だまっていても桃太郎を助ける
 
 鬼門=丑寅の方角
反対がヒツジ・サル・トリ・イヌ(陽の側の動物)


○言葉に魂がある 

「これは私ではないが」と先に言った

 言葉遣いを習うために奉公にでる

 外にでる = 行儀見習い + 言葉の訓練
 



□一流の怖さ 

 一流大学一流企業と思ってやってきたのに風の吹き回しによって窓際に 
  → 他に振り回される

 ◎ 自分のやりたいことをやって身に付けておくと時代の流れが変わろうとしたときゆ
  らぎがない



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