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「日本民俗学のエッセンス」瀬川清子・植松明石編 ペリカン社 1979年 ⑯ [読書記録 民俗]

今回は 12月 2日に続いて 瀬川清子さん植松明石さんの編による
「日本民俗学のエッセンス」16回目の紹介です。




出版社の案内には、


「本書は、日本民俗学の研究史上、重要な研究者18人をえらんで、その研究と方法を示
 し、それを中心に、日本民俗学の成立、展開の理解にせまろうとしたものである。」


とあります。



今回は「倉田一郎」さん、「山口貞雄」さんについての要約です。

失礼ながら わたしは本書を読むまでお二人の名前を存じておりませんでした。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「柳田の方言周圏論を基礎にした民俗(文化)周圏論の展開」


・「南から北へ → 中央から地方へ文化波及」


・「近所の不一致と遠方の一致」
- 方言周圏論と似ていますね。


・「日本の風土 季節的にして突発的 」






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☆「日本民俗学のエッセンス」瀬川清子・植松明石編 ペリカン社 1979年 ⑯

1.JPG

◇倉田一郎 その研究と方法  高桑守史

1.柳田民俗学と倉田一郎

  柳田-民俗語彙の採集と重出立証法・方言周圏論 

  → 倉田は正統後継者の一人
 


2.倉田一郎の生涯

  M39.10.28 富山県高岡市定塚町生 

  大間知の従兄弟

  中学校教諭転々と 
   → S20 富山新聞論説委員
 


3.倉田一郎の方法と民俗学的業績

  ①民俗語彙の理論的位置づけとその収集


  ②柳田の方言周圏論を基礎にした民俗(文化)周圏論の展開

「地理的国語学」

   方言の地方差=時代差







◇山口貞雄 その研究と方法  渡辺欣雄
 
1.人は学なり

  山口貞雄(1908-1942) 地理学と民俗学の交流  

  民俗地理学
 


2.山口貞雄の略歴

  M41.10.22 京城生 東京帝大地理学科 - 大学院
    
  S11     28歳 明治大学地理学講師 ~ S17 死去
 


3.山口貞雄の業績 

 地理的特徴 
   

 島嶼と山村 - 人間の伝統的生活(伝承内容) - 民俗学のマラリアリズム


 分布論・伝播論・風土論
調査を方法

南から北へ → 中央から地方へ文化波及

「近所の不一致と遠方の一致」


 日本の風土 
   季節的にして突発的

   民俗のハレとケ
地域風土の上に求めた

   民俗の環境決定論
既製の地理学から離脱できず

   地誌・民俗誌 S11 「伊豆大島図誌」
 



4.民俗学の将来 海外調査



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