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「大研究落語と講談の図鑑」国土社編集部 国土社 2016年 ③(最終) [読書記録 一般]

今回は 1月8日に続いて 国土社編集による
「大研究 落語と講談の図鑑」3回目の紹介 最終です。

落語と比べると、聞く機会こそ少ない講談ですが、一度聞くと引き込まれてしまいます。
ソネットブログの天神堂牛笛さんは御自分でも演じていらっしゃいます。

どちらかと言えば子ども向けの本ですが、
分かりやすく、大人でも楽しく読むことができる本です。





出版社の案内には、


「時代をこえて受け継がれる伝統芸能の中で、しゃべりや語り、見ぶりだけで1人何役も
 こなす話芸の代表格、落語と講談。基礎知識から演目のキャラクターやストーリー、声
 に出して読むところまで、写真とイラストでやさしく解説。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「講談師 『先生』と呼ばれる(『師匠』ではなく)」


・「江戸初期に僧侶の赤松法印が家康や大名の前で『太平記』『源平盛衰記』」


・「全盛期! 歌舞伎にも影響」


・「女性が増えた  女性の初真打ちは宝井琴桜」
- わたしが応援する田辺一邑さんも女性です。




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☆「大研究落語と講談の図鑑」国土社編集部 国土社 2016年 ③(最終)

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◇講談師の着物と道具

□講談師 
 「先生」と呼ばれる 「教導職」

格式高く、正装は紋付きの羽織と袴


□着物  

 羽織、黒紋付、袴、張扇と扇子、足袋
  

□道具  

 釈台(境界線)、張扇、ツケ、扇子、台本
 




◇講談の動き
 




◇講談の歴史 

□始まり 

 江戸初期 
   僧侶の赤松法印  → 家康や大名の前で「太平記」「源平盛衰記」
        

 中期(平和になると)
  太平記読みが神社の境内や盛り場で!


 元禄年間
  名和清左衛門(赤松清左衛門) 浅草で「太平記」

→ 奉行書「太平記講釈場」講談師の先祖





◇町人も聞けるようになった町講釈

□辻講釈  

 深井志道軒  -   稀代の変人

 森川馬谷   -   初めて前座

 定席も!





◇高座を作った伊東燕普

 湯島天神境内に住む  
   自宅を講釈場にした


 講談師の地位向上に努力





◇全盛期! 歌舞伎にも影響

 幕末 ~ 明治時代
庶民の間に定着


 全盛期 = 明治中期  
       講談師 約800人 釈場は約80軒


 2代目松林伯圓 
   「ねずみ小僧」「天保六花撰」

白波物が得意 ~ 泥棒伯圓と呼ばれた


 歌舞伎  
  「お冨与三郎」「髪結新三」今でも上演
 




◇単行本化された講談

□明治末

 大阪から立川文庫(たちかわぶんこ)が大ヒット

 真田幸村部下の猿飛佐助や雲隠才蔵、一休さん、水戸黄門、柳生十兵衛
 
  → 少年達のヒーローに! 


□大人向け講談  

 大川屋(出版社)が速記本





◇進化し続ける講談

□女性が増えた  
  女性の初真打ちは宝井琴桜


□一龍斎貞水

 - 講談師で初めて人間国宝
 




◇[同じ演目が落語や浪曲にも]

 講談から 
 → 浪曲 「天保水滸伝」「野狐三次」

→ 落語 「五貫裁き」「万両婿」「佐野山」「阿武松」

 → 両方に「細川の茶碗屋敷」
 




◇講談師になるには

□講談師 
 
 東京・大阪合わせて70人ぐらい


□ 弟子入り -   前座 (空板-客いないところで)   - 二つ目(前座4~5年) -   真打ち (二つ目から10年)自力で生活 トリがとれる
 
 
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