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教育ノートから「教師」⑳-「先生の現象学」小浜逸郎 世織書房 1995年(1) [読書記録 教育]

「豊かな都市社会の出現が個人主義を発達させたために,これまで学校が拠り所としてき
 たような農耕社会的『集団』の倫理や統制原理が成り立たなくなってきた」




今回は、教育ノートからキーワード「教師」20回目、
小浜逸郎さんの「先生の現象学」の紹介1回目です。




出版社の案内には、


「公教育の先生はどんな属性を負い、それはどのような歴史的由来や社会的条件から規定
 されたのか。『センセイ』という神話的機能を解体する本。教師のアイデンティティは
 どこに求めたら良いのか。」


とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「センセイとは『普通の人』からどこか社会的に浮かび上がった別格の人
= 肯定的にも否定的にも」


・「センセイはアブナイもの = 両義的な性格」


・「悪者探しのキャッチボールは不毛」





出版から20年以上たっているにもかかわらず、状況はよくなっていないように感じます。






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☆教育ノートから「教師」⑳-「先生の現象学」小浜逸郎 世織書房 1995年(1)

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◇センセイ 小浜逸郎
  
□センセイ 

 尊称以外のニュアンスが

 → 社会的認知と評価


 「価値があると思われている事柄や価値を持つ可能性のある事柄をうまく人に伝えるこ
  とによって社会的な人格性を立てている人」



「普通の人」からどこか社会的に浮かび上がった別格の人
= 肯定的にも否定的にも

  ◎肯定 - 足下にも近寄れぬ畏敬すべき雲の上の人

  ▲否定 - 現実を知らない役立たず
  



□センセイは異人性の烙印




□存在特質 

 ① 知識や技術を力と信じて蓄積してきた人

 ② 一匹狼的な性格

 ③そのことだけで特別視 - 無用者
   
             ∥

 センセイはアブナイもの = 両義的な性格



 個人に責任があるのでなく,広い意味での制度や社会構造や時代状況がそれを作ってい









◇学校が変 小浜逸郎
  
□マスコミ 

「コドモガヒガイニアッテイル」
  = 校内暴力 いじめ 体罰 登校拒否…


 ◎教師と生徒の管理関係

  = 生徒と生徒の自己管理関係  の日常的な破れ


「豊かな都市社会の出現が個人主義を発達させたために,これまで学校が拠り所としてき
 たような農耕社会的『集団』の倫理や統制原理が成り立たなくなってきた」



「問題は,教師の大半がこれまで通りのやり方で生徒を統制していくことに困難を感じて
 いるという事実」

 ◎悪者探しのキャッチボールは不毛



 「今学校が変だ」は正しい



 ○なぜって「センセイ」が妙に苦しんでいるではないか

こちらの認識を深めていくべき


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