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「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 ④(最終) [読書記録 一般]

「洛外の人を京都人に含めてしまう味方は大変粗雑」
-この本の内容を端的に表しています。


今回は 7月14日に続いて井上章一さんの
「京都ぎらい」4回目の紹介 最終です。



興味をもって読み進めることができました。



出版社の案内には、

「あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。気づいていながら
 誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によって、京都人のおそろしい一面が鮮やか
 に浮かんでくるにちがいない。洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によ
 どむ底知れぬ沼気(しょうき)。洛中千年の『花』『毒』を見定める新・京都論である。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「無血革命?  - 江戸のみ」


・「京都を支えた江戸幕府
 家康 ~ 家光の三将軍 → 京都の寺院に影響 =権勢を朝廷、公家に見せつける」


・「嵯峨の古層には大覚寺統 = 南朝が潜んでいる」
「嵯峨の華やぎは南朝の衰亡とともに姿を消してゆく」




少し京都について知ることができたかなと思わせてくれました




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☆「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 ④(最終)

1.png

◇歴史の中から見えること
 
 
□皇居という名の行在所 

 洛外の人を京都人に含めてしまう味方は大変粗雑


 
□京都で維新を考える

 新政府軍が血の流れることを求めていた
   
 江戸の身代わりになって流された会津以北の血
   
 無血革命?  - 江戸のみ

 

□幕末の京都を幕府の側がうまく守っていたのは会津藩士
   
○置きみやげ
   同志社
  
   会津小鉄会 - 幕末京都の会津藩士に出自
 
          |

 ※ 維新で解き放たれた民俗の雄叫びが膨張
   
       ∥

 江戸時代に溜め込まれていたエネルギーが勢いよく溢れ出した                         
 

□落日の鞍馬山そして嵐山

 建仁寺 - 祗園花街の南側
   
 南禅寺 - 北西のお屋敷街 



 京都を大評する寺寺はたいてい明治維新で寺地を没収
      
 → 清水寺 1/10の地域に!
 
   天龍寺 新政府に上地 1/10に 嵐山ももとは天龍寺   

 

□京都を支えた江戸幕府

 家康 ~ 家光の三将軍 → 京都の寺院に影響

   権勢を朝廷、公家に見せつける
   

 とりわけ知恩院 


 

□徳川三代の見栄 
   
 本山制度-宗門統制

 

□江戸と京都の建設事情

 人材も京都へ ~ 大工や庭師の仕事も

 

□「五山の送り火」と言いなさい

 「大文字焼き」
   ニコライの歓迎に供された「大」の字

 

□銀座の先駆け

 伏見の銀座 - 東京の銀座より早くにできていた
   
 家康  伏見1601 → 京都洛中 → 駿府 → 江戸 

 

□嵯峨、亀山、小倉山

 室町通り 西陣

 亀山公園
 - 嵐山の向かい側
亀山公園のすぐ北 ~ 小倉山

 

□南朝の夢の跡

 兄 - 持明院統
   

 弟 - 大覚寺統 後宇田 


 後宇田 - 大覚寺内に仙洞御所

嵯峨殿、亀山殿 → 跡地は天龍寺

 ※嵯峨の古層には大覚寺統 = 南朝が潜んでいる

 

□南北朝と嵯峨室町

 南北朝の内乱では北朝が勝利
   

 14世紀末両者が和解
   五分五分 ~ 南朝側の和平条件は踏みにじられた 


 

□軍事力は北朝が数段勝っていた

 南朝はゲリラ戦でしか活路の開けない戦争
 
   
 1336年 足利尊氏が嵯峨の大覚寺へ焼き討ち
 
           ↓   

3年後 亀山殿を抑え禅宗・天龍寺(北朝)に改めた



中心は室町通りにメーンストリート

嵯峨の華やぎは南朝の衰亡とともに姿を消してゆく

 

□鎮魂の寺

 後嵯峨天皇 内乱が始まった3年後に病死 ~ 恨みの念
 
  → 魂鎮め → 天龍寺(後嵯峨上皇の離宮跡に)

 

□天龍寺と法隆寺   

 鎮魂の寺

 

□オカルトから解き放たれて






◇あとがき
 
 七は「ひち」である
かみひちけん
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「すごい和食」小泉武夫 ベスト新書 2011年 [読書記録 一般]

「発酵食品
 = 善玉菌が食品の原料に作用しそこで増殖するときに人間に有益ないろいろな物質を
  作りそれを食品に残してくれたもの」





今回は 小泉武夫さんの
「すごい和食」を紹介します。


出版社の案内には

「『食の冒険家』として知られる人気の発酵学者が、これまでの経験を総結集し、和食の
 もつ魔法のパワーとそこに込められた先人の知恵を紹介。故郷・東北地方の郷土料理コ
 ラムも必読。心と身体に効く1冊。」

とあります。



今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「東北には日本の食生活の原点がある」


・「日本人は『焼く』民族ではなく『煮る』民族」


・「『水食い』の民族」


・「干すことにより水減 = 微生物の繁殖が抑えられ腐らない」






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☆「すごい和食」小泉武夫 ベスト新書 2011年

1.JPG

◇和食はこんなにすごい

○東北には日本の食生活の原点がある
  


○日本人は「粒食」
  
 ヨーロッパ人は「粉食」 
   
 日本 粒麹 アジア 
   
 餅麹



○アジアの食文化事情 
   
 中東は粉食民族 
   
 東南アジアは粉粒混合民族
  


○日本人が「粒食」になったわけ

 完全粒食文化は日本のみ ~ 水田

 日本人は「焼く」民族ではなく「煮る」民族



○和食文化の原点  

 塩 … 山から海から



○山紫水明の日本 

 山が多い = 豊かな水流 

 80年経ってから地面に



○「水食い」の民族

 水心 水くさい 水入らず 誘い水 水掛け論 水を差す びっくり水

 生食100gの米 → 160gのご飯(60gは水)



○ガソリンより水が高い



○水を取り巻く環境の変化

 「五感」で味わう和食  - 視覚 味覚 聴覚 触覚






◇和食のもつ魔法の力

○和食のシンボル 

 梅干しの驚異のパワー = 梅干しはオールマイティ



○漬け物は最強の整腸剤  

 野菜をたくさんとれる+繊維



○繊維食で便秘知らず  

 紙餅



○すばらしき干物文化  

 植物性「乾物」 魚類「干物」

 干すことにより水減 
  - 微生物の繁殖が抑えられ腐らない

 素干し 塩干し 焼き干し 調味干し(みりん干し)



○鍋料理は人と人を結びつける 

 囲炉裏



○佃煮に見る日本人の英知  

 佃島の漁師



○大豆食品は万能である



○日本人よ「酒道」に学べ



○「酒の十徳」に見る酒飲みの心



○和食のアクセントは和菓子とお茶の最高のコンビネーション

 ① 甘酒を絞って煮詰めたのが強い甘みをもつ水飴

 ② 甘茶蔓と甘草 → 奈良時代にはお菓子



○秋田県は発酵食品の宝庫 

「きりたんぽ」「いぶりがっこ」






◇和食の土台骨発行食

○保存食品の王者「発酵」

 保存法
 ①乾燥
 ②塩蔵 
 ③煙で燻す
 ④灰でまぶす
 ⑤葉で包む
 ⑥発酵



○「発酵」は「腐らせたもの」ではない
<微生物>

   ・悪玉  腐敗菌 病原菌


・善玉  乳酸菌 納豆菌 酢酸菌 麹黴 パン酵母 酒酵母



 発酵食品
 = 善玉菌が食品の原料に作用しそこで増殖するときに人間に有益ないろいろな物質を
  作りそれを食品に残してくれたもの
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