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(1)「ひきこもり500人のドアを開けた! 精神科医・水野昭夫の『往診家族療法』37年の記録」宮淑子 KADOKAWA 2014年 (2)「子育てがみるみる楽しくなる魔法のほめポイント」斎藤正志 セルバ出版 2013年(序章のみ)【再掲載】 [読書記録 教育]

今回は、宮淑子さんの
「ひきこもり500人のドアを開けた」を、ほんの一部ですが紹介します。



出版社の案内には、


「37年間にわたり、ひきこもりの子どもたちと関わってきた精神科医・水野昭夫。彼の
 活動記録とひきこもりの青少年及びその家族の再生物語。 家族療法は、精神科領域で
 はよく知られた療法であるが、水野先生は、それを往診して行なっている。ひきこもり
 を抱える家族は、子どもを何とかして部屋から出して、病院に連れて行きたいと思うの
 だが、それが大変難しい。強制的に行なえば、親子関係に大きな禍根を残す。だからこ
 そ、医者が自ら出向く『往診』が必要なのだ。『いつまでもひきこもっていたら、心も
 体も弱っていく』と水野先生は言う。500人の子どもを外に出し、家族を再生させた水
 野先生の往診記録を紹介する。」


とあります。



要約は最初の一部のみですが、読むのは一通り読みました。
大変参考になることが書かれています。
おすすめです。



もう一つ、再掲載となりますが、斎藤正志さんの
「子育てがみるみる楽しくなる魔法のほめポイント」の序章の要約のみ紹介します。

適時に適事を褒めることは有効だとこのごろ強く思います。

「例外」を見極める目が大切になります。




今回は、二つとも一部のみの紹介となってしまいました…



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(1)「ひきこもり500人のドアを開けた! 精神科医・水野昭夫の『往診家族療法』37年の記録」宮淑子 KADOKAWA 2014年

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◇はじめに

□2010 「ひきこもり」全国で約70万人

 
□宮崎在住精神科医・水野昭夫「往診家族療法」
水野昭夫 158cm 1943生 メール
   
 1977~ ひきこもりの子往診

 避難所 若草病院 → 1981「自立支援アパート」







◇引きこもりという言葉の変遷
 
□1982 戸塚ヨットスクール事件
      
 今また持ち上げられつつ
 


□2001 長田百合子 「長田塾」
 


□2006 杉浦昌子(長田の妹)   

 アイ・メンタルスクール寮生死亡事故
 


□不登校の大人版 

「社会的引きこもり」の出現
 


□「ひきこもりの事件化」

 ・ 2000.1  新潟少女監禁事件
   
 ・ 2000.5  西鉄バスジャック事件
 


□ひきこもりの長期化・高齢化
 


□親への情報支援

 ファイナンシャルプランナー 浜田裕也
「公的制度の活用やお子さんのライフプランの立て方」






◇家族問題にこだわる精神科医の誕生
 
□水野氏の人情家は祖父似

 祖父-警察官(大阪) 父-警察官-中学教師
 


□北杜夫に影響されて医者の道へ 

 シューベルト
 


□法務技監に 

 シップドクター
 


□32歳で診療所



□1980.6 若草病院







◇ひきこもりの知識

□往診家族療法

<以下未読>












(2)「子育てがみるみる楽しくなる魔法のほめポイント」斎藤正志 セルバ出版 2013年(序章のみ)【再掲載】

◇斎藤正志

 長野県出身  埼玉県八潮市在 斎藤正志事務所
 
 公立小25年間 → 心理カウンセラー・セミナー講師

「学校で生かす解決志向アプローチ-教師の問題解決力」




◇はじめに

 × 叱っても効果はない

× 単に「ほめ続け」てもダメ



ほめ方には重要なポイントがある



◇序章:よくある「ほめて育てる論」の落とし穴

1 叱っても、ほめても、本当の解決にはならない理由


<ナオキのケース>

□叱ると帰り支度を…
 
 ・ここでほめたら学級崩壊する

 ・問題の棚上げは学級崩壊への道

 ○ナオキを変えた「ほめポイント」

例外を見つけて例外についてほめる

      = 「問題の中から例外を見つけてほめる」




2「ほめて育てる」だけでは弊害もある 

□学校に行きたくない

○2つの原因
① 人間関係が築けなくて自分の中に引きこもってしまうタイプ

②「こだわりが強い」「落ち着きがない」等の理由でクラスの中で孤立してしまうタ
   イプ


○渡る世間には鬼も仏もいる

「…いまのうちから、いろいろな人と出会って、いろいろな気持ちを味わっておくことは、
 実は子どもの成長や人格形成にとって意味があること」




3「いいところが一つもない?」

□ほめて育てる論の落とし穴

 「いいところ」が何を指しているのか


 「お前は何をやってもダメだ」と言われた生徒 (=かつての斎藤氏)


□賞状を渡すことによって子どもを救ってあげる?

 救ってやるために渡す賞状は子どもをバカにしているのではないか


□ほめポイント法は実は「いいところを探さない」
 
 → 例外(できていること)を拾い出す 




4「たった2分間の集中」をほめたら、信じられないことが起きた
<エイタのケース>

 図工なんか、やる意味がない


 たった2分間の集中をほめた
   → エイタが起こした変化




5 自信のある子・ない子はこんなに違う

□自信のないこの特徴 
  ・授業態度が悪い ・ルールを守らない ・気持ちが不安定 ・成績が悪い
・責任感がない ・トラブルを起こす ・自分らしさがない
・立ち直りが遅い ・ピンチに弱い

 
□自信がない子は「自信をなくされた子」

 
□ほめポイント法は、子どもに自信をつけてもらうのが目的

 例外(できていること)を拾い出して本人に伝える




6 ほめるとおだてるとの違い

□ほめるのがうまいわけではない


□感動を伝えるのがほめポイント


□エゴでほめることとは違う




○序章のまとめ(③⑤は略)

① ほめて育て論には、いいところが一つもない子どもを生み出す落とし穴も潜んでいる。
  
 
② ほめポイント法は、ダメなところから例外を拾い出してそれをほめる。 

 
④ ほめポイント法は、一つもいいところがない子の中かの「一つ」の例外をほめる。
  
 
⑥ ほめポイント法は感動を単に事実として伝える。

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「宮本常一さん 教育について」 ⑫ [読書記録 教育]

「生活技術の伝承 
 ① 若い人々に社会的な存在としての性格を植え付けていくこと
 ② 個人が生きていくための方法や手段を身につけていくこと


「①公生活の教育  協同精神   ②私生活の教育  生活技術



②ばかりに目が行っていないでしょうか…




今回は8月12日に続いて、
「宮本常一さん 教育について」12回目の紹介です。



民俗学者宮本常一さんによる教育に関しての文章です。
豊かな知見による文章が大変勉強になります。





今回紹介文から強く印象に残った言葉は…

・「言葉と文字 = 教育の武器」


・「シツケがよいとは,その社会における共通感覚を身に付け動作の上にそつのないこと」
- 「個」の教育へと目が向きすぎていないでしょうか…


・「噂に悪意のこめられたときほど始末の悪いものはない」


・「神人や巫女 一部には尊敬されて一部には軽蔑されている」







<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

 8月25日(金)~27日(日)の3日間 第6回浜松ジオラマグランプリが開催されます。
 浜松駅近くのザザシティ浜松西館2Fの特設会場にて観覧無料です。
 素晴らしい作品をぜひお楽しみください。
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浜松ジオラマファクトリー






☆「宮本常一さん 教育について」 ⑫

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☆『庶民の発見』(学術文庫)

◇村里の教育
 
□生活技術の伝承 

 ① 若い人々に社会的な存在としての性格を植え付けていくこと

 ② 個人が生きていくための方法や手段を身につけていくこと

 言葉と文字 = 教育の武器
 



□助け合い制度 

 ○大きな家(社会保障の役割)

  → 凶作に備えて


 ○他村との協力 惣中
 



□村の道徳律 

 ①公生活の教育  協同精神


 ②私生活の教育  生活技術

 


□しつけ 「躾」の字は中国にはない

「シツケがよいとは,その社会における共通感覚を身に付け動作の上にそつのないこと」

               ∥
   
     崩れない折り目を付けること
= 実践を通して生き方を一つのかたちとして身に付けていくこと
 

 シツケ奉公「シオふんでこい」


 西日本の基準 
  ・モッタイナイ(義理)
  ・オカゲ(義理)
  ・バチ(恥)
 

  <天地神仏の加護>
言葉遣い 行儀 訓練
 



□東日本と西日本

 東日本 … 同族結合


 西日本 … 地縁結合
 



□一人前 

 コツを覚える =ある一定の能力 → 共同作業
 



□文字の教育 

 文字は村外との交渉の上に必要

  |

農民 文字を覚えるため(寺子屋)
  「文字教育」が国民全体の文化を高めた








◇底辺の神々

□差別 

 ① 未解放部落


 ② 憑きもの筋


 ※ 日本にはパブリックマインドができていない

→ 選民意識と愚民意識




□憑きもの筋  

 噂に悪意のこめられたときほど始末の悪いものはない


 伴う … 羨望 同情 敬意 軽蔑


 悲劇


 モノが憑く … 過去の社会ではありふれた現象 = 狐狸にばかされる


○憑く … 一定時間を経ると正常に戻る

「過去の我々の社会は,この憑くことや神懸かりの現象に特別の意味を認め,その異常精
 神状態の人々から正常の者では聞けない神の声や自然の声を聞こうとし,それによって
 目に見えないものの与える災害を防ごうとした。」

           ↓

    女(巫女)


○動物の霊のたたり 

 キツネ(意地悪)と蛇(執念深い)



生駒山脈  
   狐や蛇をまつるものが多い



神人や巫女
一部には尊敬されて一部には軽蔑されている


 「つきもの筋」
  

○憑きもの 
 ・キツネ(山陰) 

 ・犬神(中国四国九州) 

 ・蛇神(西海)


 

□盲僧 

 盲目の人が多かった - 按摩


 門つけ 琵琶法師 三味線ごぜ

  門付けを公認してもらい上前をはねながら細々と生活していた。



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