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(1)キーワード「家庭教育」⑰-「こんな親が問題児をつくる」相部和男  PHP研究所 1995年 (2)「せめぎあっておりあっておたがいさま」 冨田富士也・子ども家庭教育フォーラム代表 『月刊少年育成』 2004年2月号【再掲載】 [読書記録 教育]

今回は、9月10日に続いて、キーワード「家庭教育」でまとめたもの17 回目の紹介です。

相部和男さんの「こんな親が問題児をつくる」を紹介します。



出版社の案内には、


「一万人の非行少年とのカウンセリング経験から、導き出された衝撃的な事例とともに問
 題児への処方箋を解き明かす。子供をダメにする親12タイプと教師10タイプ。子ども
 をとりまく環境を考える。」


とあります。


なかなか言い切ることができるものではありませんが。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ホイホイガミガミ型」


・「暗いところにかびが生える
明るい家庭にかびは生えない」



もう一つ、再掲載(2012年9月)となりますが、冨田冨士也さんの、
月刊少年育成の連載記事「せめぎあっておりあっておたがいさま」を紹介します。

 富田さんのあたたかいまなざしが好きです。
 



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(1)キーワード「家庭教育」⑰-「こんな親が問題児をつくる」相部和男  PHP研究所 1995年

1.jpg

  「枝振りは小さいうちに直さねばならない」
 


◇子供をだめにする親
  
1 手抜き型

□非行と人見知り  
  
   非行に走った子は三歳未満に人見知りがなく,心の基地ができていなかった

          ∥

 母親の愛情



□登校拒否の共通点 

 ① 幼児期に溺愛されている

   我が儘で担任やクラスの子とうまくいかない


 ② 幼児期に殆ど父親と遊んでいない
  




2 ホイホイガミガミ型 

□愛情に恵まれすぎて甘やかされて非行に走った者が多い

 

□溺愛から非行へ

小さいときにホイホイ甘やかして言うことを聞かなくなってガミガミ叱り出す親

 = ホイホイガミガミ型

    |

  暴力 → 寂しさ → 悪い友達に 不良交遊
  




3 ベッタリ型

 小学校入学後添い寝 28.1%(非行少年)



□溺愛と添い寝の関係  - 長期間の添い寝→ベッタリ型

 ① 依存心が強い

 ② 母親への依存度

 ③ 性的早熟


 → 遅くとも3歳 - 独り寝
  




4 バラバラ型 

□食事を共にしない家庭



□計画性のない小遣いの与え型
   非行少年93%が幼少時より買い食い
  




5 コンクリート型

□親が堅い - 夫婦の性生活がうまくいっていない 

 親には親の世界



□登校拒否と夫婦関係
  




6 交換条件型 

  功利的人間に





7 比較型

  親が子供の心を支えられるのは共に遊べるから
  




8 恩着せ型 

  親は我が子には何も求めてはならない
  




9 はよしい型  

  世話を焼きすぎると依存心の強い子供に





10 直撃型                                   
  一言余計





11 差別型





12 根暗型

□指導監督型 - 最も子供が嫌うタイプ



夜遊びする問題児  どの子の家庭も暗い
暗いところにかびが生える

明るい家庭にかびは生えない








(2)「せめぎあっておりあっておたがいさま」 冨田富士也・子ども家庭教育フォーラム代表 『月刊少年育成』 2004年2月号【再掲載】

1.jpg

◇″汗″かくことをやめようと思うのです ーそれでいいのですか?

「私は生徒から、嬉しそうな顔して『先生、今日も汗かいているね』と声かけられるよう
 な教師なんですが、家の子ども(中3男子、小5女子)たちからはその″汗″のかきか
 たが気にくわないのか、毛嫌いされています。

 どちらの ″汗″も私そのもので、別につかい分けしているわけではありません。だか
 ら気にしなくてもいいと思ったりもします。 
 

 私は学校で中学生の子どもたちと関わっているときはとても生きいきしていると思いま
 す。そんなときは家の子どもたちの私に対する冷めたい言葉も忘れて気にはなりません
 が、通勤途上の車のなかにいるととても寂しくなります。

 わが子に近づいてもらえないような私が本当に教師という仕事をこれからも続けていっ
 ていいのか悩んでしまいます」





 A子(44歳)さんは私立中学で体育の教員を続けている。


 小柄だがとても明るくて相談室というこの空間にいなければなんの悩みもない充実した
人生をすごしている女性にみえるにちがいない。



「体育の教員は元気が″売り″のように思えるかもしれませんが、けっこう落ち込んだり
 へこんでいることはあります。

 でも子どもたちから声をかけられると『先生、がんばってね』って励ましてもらってい
 るようで、暗い顔なんてできません。

 だからいつも一生懸命でいようと心がけているのです」



 A子さんの繊細な心がすこしづつ語られてきていた。



「一生懸命さが先生の持ち味なんでしょうね。けっして無理しているわけではなく、自然
 にそのようでいたい、と思われているんでしょう」



 私はA子さんが自分の″汗″に自信をなくしていることにもう少しふれてみたかった。


 A子さんは自分がかいている ″汗″に疑いをもってしまったようである。



「私はわが子であろうと生徒であろうとすべての子どもたちを受け入れてあげなければい
 けないのにできないのです。

 教師はすべての子どもを肯定していく大人の ″見本″にならなければいけないと思い
 ます。

 私はどうすることが子どもを肯定することなのか分からなかったのです。いっぱい励ま
 しの言葉をかけました。抱きしめました。いっぱいほめました。

 でもそれが子どもたちの肯定感となって良い方向にすすんでいくとはかぎりませんでし
 た。

 私の努力に抵抗してくる子どももいました。

 それから私は変えました。

 いま自分の目の前にあることは自分がすすんでやっていく、その姿をみせていくことも
 子どもたちを肯定していくことになるのではないか、と思ったのです。

 生徒もわが子も私によく話をしてくれるようになりました。でも上の子(中3男子)は
 中学生になるとだんだんと私を避けるようになったのです」



 彼女は″汗″がその息子さんにとってはうっとうしいものに思えていることに気づいて
いた。


 私はA子さんに問い返した。



「それであなたの一生懸命さが息子さんには押しつけになっているから、″汗″かくにも
 ご自分のエゴがあるのかな、と思われているのですね」



 A子さんは神妙な表情でうなずいた。



「私は自分の一生懸命さを誰かに認めてほしいとか、押しつける気持ちはありませんでし
 た。

 私は私のために一生懸命に汗をかいていたと思っていたのです。

 その 無神経さがわが子には押しつけになっていたのかもしれません。そう思うと汗か
 いて喜んでいる自分が恥ずかしくなって…」



「汗かく、ご自分をやめますか」



 私は「汗かく素の自分」を捨てて、それでいいのですか、という思いを込めてA子さ
んの話に割り込んでみた。



「やめられません。他になんの取り柄のない人なんです。自分にあっているんです。
 汗かいていることが…。
 離れているとわが子のグズグズにも優しくなれるんですが、目の前にいると気になって
 その気持ちがふきとんでしまいます。
 
 怒ったり叱ったりはしませんが、もっと汗をかこう(みせよう)と忙しく動いている私
 なんです。
 
 これがいけないのでしょうね。汗かくことが悪いのではないのですね。やっぱりエゴが
 あったんですね」



 ″汗の結晶″を求めることなく自分になじんだ汗のかきかたをすればいい。


 人の目ばかり気にしていると冷や汗になってしまう。子も子で他人の親の汗は口にでき
てもわが親の汗はときにまぶしく、照れもあって口にはできないものである。



 子も後に親になったとき、多少、自分に ″えこひいき″して汗をかいてくれた親が恋
しいにちがいない。



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