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「詠う平家 殺す源氏」谷沢永一・渡部昇一 ビジネス社 2002年 ④ [読書記録 一般]

今回は、5月16日に続いて、谷沢永一さん・渡部昇一さんの
「詠う平家 殺す源氏」4回目の紹介です。



出版社の案内には、


「『平家物語』で現代社会に通じる日本人のアイデンティティを再発見する きらびやかな
 印象のある『平家物語』は、戦乱と権力の構図を浮き彫りにした日本人論である。本書
 は平家物語を題材に、朝廷、平氏、源氏に見る権力の流れや、人間 の欲望、甘さ、残
 酷さなどを、二大論客が鋭く語る。」


とあります。


なるほど、なるほどと頷いてしまう本です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「源平台頭の原因は『僧兵』だった」


・「ジョンソン博士 『愛国心はごろつきが最後に逃げ込む隠れ家だ』」







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☆「詠う平家 殺す源氏」谷沢永一・渡部昇一 ビジネス社 2002年 ④

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<源平台頭の原因は「僧兵」だった>
◇キーワードは僧兵

□僧兵鎮圧の手段としたのが源平だった

 得度僧の増加が僧兵を生んだ 
   延暦寺の山法師、三井寺の寺法師、興福寺の奈良法師が有名
   


□法皇は嘆き,清盛は畏れた 



□堕落した寺院僧坊が産み落とした「ならずもの」たち
 - 横暴を極める



□律令時代に様変わりした寺院経営 

  養老年間寺院僧坊は堕落の巣に



□僧兵は生まれるべき所で生まれるべき時期に生まれた

  僧兵はゲバ学生にそっくり


  ジョンソン博士 
   「愛国心はごろつきが最後に逃げ込む隠れ家だ」


  寺院 - 取り立て屋を必要とした → 寺を守る武装集団化


  なぜ僧兵は「番犬」にとどまったのか
武だけでは独立できない = 政治をわきまえるに至らぬ


  八幡太郎義家は歌を詠み兵書を学んだ
源平一般 兵書のみならず人事百般 

    → 番犬が番犬のママに終わった


  鎌倉期にはピシャッと押さえられた



□平安期という穏健時代相に乗じた僧兵勢力

「平家物語」では「事」(事件)と「眼」の間にズレがある


 宙に浮く祇王 
   婚女仏のエピソード


「平家物語」には自律、自省の精神が出てこない



□僧兵を想起させる部落運動や「第三国人」の騒動



□僧兵はボス同士の用心棒に過ぎなかった



□平重衡が「奈良炎上」を強行した理由



□そして平重衡は坊主達に首を落とされた







◇仏教書の善し悪しは「僧兵」と「戒名」で分かる
   
□「戒名」という愚劣な邪説がなぜ日本だけで行われているのか
       
 「戒名」と「僧兵」の項目有無がポイント  


 江戸初期の坊主のだれかが … 詐欺的集金法


 高価な戒名に何の功徳があるのか

  「戒名」とは坊主の悪言葉



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