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(1)日記・自学 ④  (2)「幸福と成功だけが人生だ」山折哲雄 PHP 2007年【再掲載】 [読書記録 教育]

今回は2月16日に続き、から、わたしの「読書ノート」要約より、
キーワード「日記・自学」の紹介 4回目となります。



日記のテーマです。
慣れると自由題でも楽しいのですが、
内容を考えられないという子にとっては、
書きやすくなる「題」はありがたいと感じると思います。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「今日のなるほどベスト10
  今日の○と△
  なるほど日記
  今日のはてな」
- わたしの宿題の定番でした。


・「今日の大発見
  今日の大活躍 
今日の大失敗」
- こちらも定番。



もう一つ、再掲載(2013年)となりますが、
山折哲雄さんの「幸福と成功だけが人生だ」を紹介します。

-「幸福の99%は金で買うことができます」
 「しかし,あとの1%の事故で99%がパーにもなる」

なるほどと納得してしまいます。





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(1)日記・自学 ④


◇日記テーマ

 今日のなるほどベスト10


今日の○と△


なるほど日記


今日のはてな


なりきり日記 
   作中人物の立場に立っての思いや考えを日記風に書く

おみつ・兵十・ごん になりきって






◇日記

 ・作ってしまいました日記(作り話) 

 ・○○さんの日記(家族の誰かになりきって)
 
 ・おしゃべり日記(会話文のみ)   

 ・○○観察日記(生き物でなくても)

 ・笑った日記(今日一番笑った日記)

 ・今日の大発見

 ・今日の大活躍 

 ・今日の大失敗  

 ・食べ物日記(今日食べたもの)



 指示 ① 今日の宿題は○○日記です。

指示 ② 長さはノート三行以上です。

 指示 ③ 今日習った「○」と「○」の漢字を必ず使いましょう










(2)「幸福と成功だけが人生だ」山折哲雄 PHP 2007年【再掲載】

1.jpg

◇はじめに 
□悲しみの表現 
 ハリウッド … 顔のクローズアップ

日本    … 顔→風景に引く→人間が自然の中に紛れていく



□万葉集    
  
 恋 ~ 「孤悲」万葉仮名 独り悲しむ


 
□2002年 『悲しみの精神史』の復刻版



□幸福を売る宗教に 
 
「幸福になんか金輪際なりたくないんです」

 

□経済人 

「幸福の99%は金で買うことができます」

← しかし,あとの1%の事故で99%がパーにもなる


 
□提言 

 ①人間について比較することをやめる
  

 ②だます人間よりだまされる人間になる 無欲の人間をだませない
 

 ③一人で歩く   
   たった一人で黙々と歩く = 群れからの脱出







◇宮澤賢治の挽歌
□なぜ賢治の言葉は標準語なのか 
 
 「永訣の朝」妹とし子への挽歌



□とし子の魂の行方を追いかける旅に 
 
 標準語で呼び掛ける賢治,岩手弁で応答するとし子

 

□「あめゆじゅとちけんや」の悲鳴 
 
 「永訣の朝」 = 賢治に於ける恐山体験







◇寂寥に生きた万葉人

□仏教という「哲学」が歌を滅ぼした

折口信夫 
  「万葉人は呪うべき寂寥のなかで呼吸していた」
昭和2年 まれびと論
  
 
□富士山は世にも恐ろしい異界の山だった
  
 富士噴火活動 
  -3000年前~紀元800年(平安前期)まで1800年間盛んだった  
 


□無際限の孤独の中で燃えさかるもの

 赤人「神さびた山」 縄文人の神  宗左近氏の思想







◇「もののあわれ」と「もののけ」
□「源氏物語」に陶酔した川端康成 



□悪徳も美徳もみな悲しみに紛れ入る
   
「美しさと悲しみと」



□愛の歌が無常の旋律を奏でる時 
 
 「もののあわれ」と「もののけ」の相関






◇「黒い雨」と「白骨の御文」

□蓮如が書いた現代への重要な遺産
  
 白骨の御文こそ蓮如による現代への重要な遺産

 
「我やさき,人やさき,けふともしらず,あすともしらず」


 真宗の葬儀
 
   「三帰戒」→「開経偈」→「讃仏偈」→「阿弥陀経」
   
    → 焼香 → 「白骨の御文」

 

□「重松日記」に「白骨の御文」はなかった



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共通テーマ:学校

「子ども観の戦後史」野本三吉 現代書館 2007年 ② [読書記録 教育]

「『いい子』という呪文
 誰かのためにいい子になるのではなく、互いに認め合って生きる場の存在」




今回は、2月14日に続いて、野本三吉さんの
「子ども観の戦後史」の紹介 2回目です。


出版社の案内には、



「敗戦以来、日本人の『児童観』はどのように変化したか、子どもを把えた戦後の書籍を
 通し、子どもを取りまく社会現象の変化の中での子どもを見る眼、子ども自身の生活の
 変遷を追ってみた。社会構造の変化を通した人間関係の変遷の中での子どもの変容をみ
 る。」




とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「教育の本質は従って生長である。」


・「教育とは『経験の再組織化の過程である』」


・「経験をいかに自分の生き方に活かしていくか,社会形成に活用していくのか」
- 常に言われていますが…。







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☆「子ども観の戦後史」野本三吉 現代書館 2007年 ②

1.jpg

◇戦後児童心理学の源流

□波多野勤子と「少年期」

 「少年期」1950秋 
   長男 波多野里望   
   夫  波多野完治


 長男との交換日記 1944.5.10~1949春


 母と子の連絡帳


 1952 木下恵介が映画化「少年期」
  仏語訳「ヒロシマの子」



「幼児の心理」1963 
「小学生の心理」1963                   
「中学生の心理」1964




 



◇鐘の鳴る丘

□NHKラジオ「鐘の鳴る丘」(菊田一夫原作)1947.7

 浮浪児保護 
  「発見」「選別」「施設収容後の保護」



 「戦災孤児の記録」(田宮虎彦 1971)



□「いい子」という呪文

 誰かのためにいい子になるのではなく、互いに認め合って生きる場の存在

 




◇「新しい学校」の実践

□生活カリキュラム学習の体験  

 作業と話し合い


 シーケンスとスコープ
 1年 身辺の人や物  

2年 近所の人々との生活

3年 我々の生活に影響を及ぼす身辺の人や物への適応

4年 社会生活のための市民の活動

5年 生産活動における人々の共同依存

6年 近代文明をもたらした文化生活



 一つの流行 急速に消える



□教育課程論

 伊藤忠彦(横国大)
   魚崎町「地域社会学校」「地域教育計画」



「日本カリキュラムの検討」
東大カリキュラム研 明治図書 1950

 




◇人間形成と「経験」

□ジョン・デューイの教育学

 ジョン・デューイ 
  「学校と社会」1957 

  「経験と教育」1956

「民主主義と教育」1959



□教育は「生長」である

 永野芳夫 
  「デューイの教育学」1937 中和書院

 直接経験論 - 「創造的智性」「継続」
 教育は社会の生活を持続するために成人と幼き者との間の溝渠を充たしてゆく活動
 (プロセス)である。その溝渠はとりもなおさず生活に従って充たされてゆく。而して
  生活の本質は生長(グロウス)である。個人の生活も社会の生活もその本質は生長で
  ある。                 

  = 教育の本質は従って生長である。


 生長の条件 
  ①「未成熟」=自ら進もうとするか

②「依存性」と「可塑性」

  自分にあったスタイルを作り上げるプロセス



  一人の人間の習慣


 教育とは「経験の再組織化の過程である」



□ジョン・デューイ 1859.10~1952.6

 1879 バーモント大学卒 → 高校教師 →ジョンホプキンス大学院研究員

 1884 ミシガン大学哲学講師

 1894 シカゴ大学教授

 1896 シカゴ大に初等学校

 1899 実践報告 連続講演会 
 
  →「学校と社会」40歳


 ①「学校と社会の進歩」
社会の変化につれ学校もその内容を変えていかなければならない


 ②「学校と児童の生活」
児童が主体的能動的に行動し活動できる方向にハード・ソフト共に改革が必要

 
 ③「教育の無効果」性
学校を社会に開き,学校を生活化することにより取り入れることが大事



 1903年 閉幕 → 1904~1930 コロンビア大学



□「反省的経験」

(1)問題の設定

(2)与件の塊集分析

(3)暗示観念の構想

(4)実験的応用吟味

(5)結論断定



 梅根悟「問題解決学習」1954
「経験をいかに自分の生き方に活かしていくか,社会形成に活用していくのか」



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